2023年09月22日
コンテンツ番号16392
これまでの経験を若い世代へ伝える
(2023年9月22日)
北秋田市「モノづくり講演会」が9月22日(金曜日)に北秋田市文化会館で、トヨタ自動車株式会社 おやじ Executive Fellowの河合満氏を講師に迎えて開催されました。
この講演会は本県で7回目を迎え、これまで秋田市、横手市、鹿角市、由利本荘市、にかほ市、潟上市の順に開催されてきました。講師である河合氏は、昭和41年にトヨタ自動車工業株式会社に入社。本社工場鍛造部主査、鍛造部部長、本社工場副工場長、平成25年に技監、27年に専務役員、28年に工場統括、29年に副社長、安全健康推進部統括、31年に総務・人事本部(本部長)を歴任され、令和2年に執行役員、3年にExecutive Fellowに就任し現在に至ります。
この日は会場に、北秋田市内の中学生・高校生のほか、北秋田市大野台工業団地協議会の方々など約450人が参加しました。
講演に際し、はじめに津谷市長が「本日はトヨタ自動車株式会社Executive Fellowの河合さんがお越しくださいました。心より歓迎申し上げます。河合さんは『山菜採り』が趣味だそうで、本市の『又鬼山刀(マタギナガサ)』をご愛用されていると聞き、大変嬉しく思う。河合さんには、これまでの経験や見識に裏打ちされたモノづくりの神髄を若い世代とともに拝聴できることを大変有意義だと確信している。本日はよろしくお願いします」などとあいさつを述べました。
その後の講演では、現場リーダーとしてトヨタ自動車株式会社の各工場を統括されている河合氏の、生産現場における技術の伝承など「人づくり」をテーマとした、モノづくりへの熱い想いなどが語られました。参加者たちは、メモを取るなどしながら真剣な表情で聞き入っていました。