2023年09月14日
コンテンツ番号16353
当地域初の救急救命士としての活躍が認められ表彰
(2023年9月14日)
毎年9月9日の「救急の日」に併せて消防庁長官より「救急功労者表彰」を受けた北秋田市消防本部元消防長の長岐篤市さんが市役所本庁舎を訪れ、津谷市長へ報告しました。
この表彰は、救急業務の推進に貢献し、社会公共の福祉の増進に顕著な功績があった個人または団体を表彰するもので、今年は全国から18人が表彰されました。
長岐さんは、昭和56年に鷹巣阿仁広域市町村圏組合消防本部に入職、平成9年に当消防本部初の救急救命士免許を取得し、約17年にわたって救急業務に精励する傍ら、地域の救急医療体制整備や後進の救急救命士の指導・育成に大きく尽力されました。また、当消防本部独自の「救急手当啓発推進事業所」表彰制度を設立するなど、地域への応急手当の普及や救命率向上を図る体制を構築され、地域に貢献されました。
長岐さんは「これまで消防本部としての活動全体が評価され、今回栄誉ある賞をいただいた。感染症や疾病構造の変化、高齢化など多様化する世の中で、『救急救命』の需要はさらに高まると考える。私にできることがあれば、育成等に尽力していきたい」などと報告しました。
津谷市長は「長岐さんにはこの地域初の救急救命士として、救命率の向上のために尽力していただいた。さらには、消防長としても全体の指揮をとっていただいたことが今回の表彰に繋がったのだと思う。今回の表彰は自分のことにように嬉しい。このたびは誠におめでとうございます」などとねぎらいの言葉を述べました。