2023年08月28日
コンテンツ番号16296
授業と自然活動を通して北秋田の教育環境を体験
(2023年8月28日)
秋田型教育留学推進事業「短期チャレンジ留学Ⅰ」が8月26日(土曜日)から30日(水曜日)に合川学童研修センターなどを会場に行われ、首都圏などから参加した15人の小中学生が、北秋田市の教育留学事業などの理解を深めるとともに、体験ツアーなどを通して北秋田暮らしを満喫しています。
この事業は、北秋田市教育委員会主催、秋田県教育委員会共催で「秋田型教育留学推進事業」の一つとして行うもので、地方移住に関心のある子育て世代をターゲットに「授業体験」「自然体験」「友達づくり」などの留学体験を通して、参加者に秋田を知り、秋田を感じ、秋田を好きになってもらうことを趣旨として実施しています。
短期チャレンジ留学は、平成28年度から夏・冬の2回開催していましたが、令和2年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止。令和3、4年度は冬期間のみの開催となっています。
4泊5日の日程で行われる今回の体験ツアーは、初日となる26日(土曜日)に東京都内からの参加者が「出会い」をテーマに新幹線とバスで北秋田入りをしました。合川学童研修センターでは、オリエンテーションを経て開講式が行われ、テント設営体験に挑戦したほか、夜には花火などを楽しみました。
2日目の27日(日曜日)からは「挑戦」をテーマに、座禅体験、川遊び体験、今後予定している「いかだ下り」のいかだ作りに挑戦したほか、野外炊飯体験などの自然体験活動などを行いました。
3日目となるこの日の28日(月曜日)は、今泉地区から能代市二ツ井まで米代川の「いかだ下り」に挑戦。5つのいかだに4、5人にわかれて乗り、進路方向に苦労しながらもゴールとなる二ツ井を目指しました。また、夜には星空観察会で北秋田の夜空を観賞しました。
4日目の29日(火曜日)は、「秋田の子どもと学ぼう!」として、小学生は米内沢小学校、中学生は合川中学校において授業体験が行われるほか、この日の宿泊会場となる秋田内陸線「阿仁前田温泉駅」に隣接する「クウィンス森吉」では閉講式が行われる予定で、参加者は同施設内で最後の夜となる夕食や、今回のツアーの疲れを癒す温泉体験を予定しています。
5日目となる最終日の30日(水曜日)は、「成長」をテーマに「思い出と景色を楽しもう! 内陸線の旅」として、秋田内陸線の旅をしながら解散場所となる東京都への帰路につく予定となっています。