2023年08月20日
コンテンツ番号16274
先人たちの祈りの結晶が今ここに
(2023年8月20日)
第17回北秋田市民俗芸能大会が8月20日(日曜日)に北秋田市文化会館で行われ、ステージ上で5団体が演技を披露しました。
この大会は、市内で受け継がれている民俗芸能等を広く市民に公開し、民俗芸能伝承者の意欲と技量の向上を図り、また、民俗芸能の鑑賞と記録作成を通して市民の理解と認識を深めるとともに、民俗文化財の伝承・振興を目的に平成18年度から開催されています。
今年の大会は、綴子下町大太鼓保存会(鷹巣地区)、上杉伝統芸能保存会(合川地区)、阿仁前田獅子踊保存会(森吉地区)、比立内比靖会(阿仁地区)、そして特別出演として「風流踊」でユネスコ無形文化遺産登録を受けている毛馬内盆踊り保存会(鹿角市)の5団体が出演しました。
開会にあたり津谷市長が「たくさんのお客さまにおいでいただき、心より感謝申し上げる。北秋田市は旧4町それぞれに民俗芸能があり、それらを維持・継承しようとこれまで一生懸命努力されている方々が今日集まってくれた。さらにはスペシャルゲストとして、鹿角市から昨年度ユネスコ無形文化遺産に登録された『毛馬内盆踊保存会』の方々にお越しいただいた。素晴らしい文化、伝統芸能、芸術、歴史を後世に伝えていくための大切な1日。この暑さを吹き飛ばして、みんなで楽しみましょう」などとあいさつを述べました。
このあと5団体による民俗芸能が披露され、来場者は大きな拍手や歓声を送っていました。