2023年08月07日
コンテンツ番号16241
関係機関と連携し小阿仁川水系の共通認識を図る
(2023年8月7日)
小阿仁川水系対策委員会(佐藤真二委員長・上小阿仁村議会副議長)の総会が、8月7日(月曜日)に北秋田市民ふれあいプラザコムコムで開催されました。
この対策委員会は、小阿仁川に流水を復元し、清流を取り戻すための諸活動を展開することで、その実現を図ることを目的に開かれていて、北秋田市と上小阿仁村から選出された委員12人で構成されています。
総会には、北秋田市から同委員の津谷市長、堀部壽議長、杉渕一弘議員、松橋久敏議員、永井昌孝議員、福岡由巳議員、上小阿仁村長と村議会議員、両市村の担当職員などが出席しました。
総会では、開会にあたり杉渕副委員長のあいさつのあと、開催地である津谷市長が「7月14日から16日にかけて発生した記録的な大雨により北秋田市においても道路の通行止め、上小阿仁村においては小阿仁川の氾濫や床上床下浸水など、甚大な被害を受けている。被害にあわれた皆さまに心よりお見舞い申し上げる。小阿仁川については、現在も県の河川改良事業で築堤工事等が進められており、今後も県のご協力をいただきながら1日も早い改修、清流の復元のため様々な活動を行っていきたい。本日の総会が小阿仁川水系についての共通認識を図る良い機会となるよう祈念申し上げる」などとあいさつをしました。
次に、上小阿仁村の小林村長が「7月の豪雨によって、この地域は甚大な被害に見舞われた。上小阿仁村は、住宅の床上・床下浸水などで約80棟が被害を受け、さらに農地の浸水や国道の通行止めなどもあった。明るいうちに緊急避難を開始したことから人的被害はなかったことが不幸中の幸い。地球温暖化による異常気象の関わりが大きいのではないかと感じている。今後も安定的に小阿仁川に清流を取り戻すために委員の皆さまからこれまで以上のご指導とご協力をお願いしたい」などとあいさつしました。
続いて、杉渕副委員長が議長を務めて協議案件に入り、事務局より令和4年度事業報告、収支決算の承認、令和5年度事業計画案、収支予算案が説明され、いずれも承認となりました。
また、上小阿仁村議会議員の改選に伴う役員改選では、昨年に引き続き委員長に佐藤真二委員、監事に萩野芳紀委員が選出されました。