2023年07月28日
コンテンツ番号16179
伊勢堂岱遺跡に誇りをもって活動を
(2023年7月28日)
ユネスコ世界文化遺産「伊勢堂岱遺跡」の令和5年度伊勢堂岱遺跡ジュニアボランティアガイド年次総会が、7月28日(金曜日)に伊勢堂岱縄文館で行われました。
この伊勢堂岱遺跡ジュニアボランティアガイドは、ふるさとが誇る伊勢堂岱遺跡への興味関心を高め、体験的実践を通して遺跡への愛着心を醸成するとともに、世界文化遺産登録推進の一助となることを目的に鷹巣地方史研究会と教育委員会が共催して設立されたもので、今年度で9年目を迎えています。
今年度は、北秋田市と大館市の小学生11人、中学生9人、高校生16人の計36人(昨年51人)が登録し、このうち7人が新規登録となっています。
この日の年次総会では、佐藤昭洋教育長から出席者一人ひとりに委嘱状が交付されました。
委嘱状の交付のあと、佐藤教育長は「暑い中の2日間の研修ご苦労さまでした。この委嘱状は、研修を終えた皆さんが今後ボランティアガイド活動を行うことができる証明書でもある。研修で学習したことが活かされることを期待している。また、小学生から高校生までのバランスのよい登録者にとても頼もしく感じている。皆さんのボランティアガイドの活動は、伊勢堂岱遺跡を訪れる人たちが皆さんとの会話を通じて、楽しい旅の一コマにもなっていると感じている。8月の本番のガイドを楽しみに期待している」などと激励の言葉を述べました。
続いて、中嶋俊彦伊勢堂岱縄文館館長が「皆さんにお願いすることは2つある。1つは、ガイドをするには、まず伊勢堂岱遺跡を好きになってほしい。2つ目は、伊勢堂岱遺跡に誇りを持ってほしい。そうでなければ、他人に価値やその素晴らしさを伝えることはできない。新しく入った皆さんは不安もあると思うが、先輩たちがやさしく教えてくれると思うし、先輩たちのガイドを見て学んでほしい。8月から始まる本番に向けて最終チェックをお願いする。伊勢堂岱遺跡に誇りをもって、この活動を頑張っていきましょう」などとあいさつしました。
ジュニアボランティアたちは事前ガイド研修などを行っていて、今後は8月5日、6日、11日から15日までの計7日間、研修の成果を披露しながらガイドを行う予定です。