2023年07月28日
コンテンツ番号16174
7月14日からの大雨被害状況などを説明
(2023年7月28日)
令和5年7月の津谷市長の記者会見が、7月28日(金曜日)に市役所本庁舎で行われました。
津谷市長の会見概要は次のとおりです。
- 令和5年7月14日からの大雨被害状況
- 秋田内陸線の利用促進
- 「平和首長会議原爆ポスター展」の開催
- 伊勢堂岱遺跡ジュニアボランティアガイド
- 「北秋田市就職・移住相談会」の開催
- 「第51回合川まと火・第42回合川ふるさとまつり」
1. 令和5年7月14日からの大雨被害状況
7月14日から16日にかけて断続的に降り続いた大雨により、市内各地で被害が発生しました。このたびの大雨により、被災された全ての皆様に心からお見舞いを申し上げます。
7月24日現在の被害状況は、住家被害が床上浸水1件、床下浸水1件の計2件となっています。
公共土木施設関係では、河川への土砂流入や道路の路肩決壊などが発生し、河川は5河川8か所、道路は6路線9か所、被害額が2億6,697万円となっています。
農林関係では、農地の冠水による農作物の被害が発生し、水稲515ヘクタール、野菜その他41ヘクタールの計55ヘクタール、被害額が7,664万2千円となっています。
また、農地・農業用施設においては、法面崩壊や決壊などが発生し、農地41か所、水路37か所、農道9か所、揚水機10か所、ため池1か所の計98か所、被害額が2億1,304万円となっています。
林道においては、路肩決壊や土砂流入などが発生し、21路線34か所で、被害額が1億386万5千円となっています。
市全体の被害額は、合計6億6,051万7千円となっていますが、今後の調査によりさらに増える可能性があります。
市では、このたびの大雨で被災した河川や市道、農地・農業用施設等の復旧を迅速に進めるため、復旧に要した機械リース代等を全額補助する市独自の「農業用施設災害緊急支援事業」を実施するほか、復旧に係る経費1億8,907万4千円を計上した一般会計補正予算(第4号)を本日専決処分しています。
また、「災害時における秋田県及び市町村相互の応援に関する協定」に基づき、甚大な被害を受けた五城目町および秋田市へ、今月21日から8月9日までの20日間、家屋被害認定調査や災害廃棄物対応に7班体制で延べ97人の派遣を予定しています。
2. 秋田内陸線の利用促進
秋田内陸線の利用促進を図るため、第2弾となります「伊勢堂岱遺跡へGO!キャンペーン」及び「夏の行楽シーズンイベント」等について、お知らせします。
「伊勢堂岱遺跡へGO!キャンペーン」は、第1弾が大変好評であったことから、このたび第2弾としまして、伊勢堂岱遺跡を内陸線で訪れた方に対して、帰りの片道運賃が無料となるキャンペーンを7月22日から実施しています。また、夏の行楽シーズンに合わせて、保護者と一緒に内陸線に乗車することで、市内小中学生分の運賃が無料で乗り放題となる「秋田内陸線夏のスマイルパス」を、7月22日から8月31日までの期間、実施します。
期間中は「秋田内陸線アテンダント体験」「鉄道車両基地体験と森吉山ダム探検」「内陸線縁日」など、様々な企画が目白押しですので、この機会にお得なキャンペーンを利用して、子どもたちとの思い出作りをはじめ車窓からの田んぼアートや伊勢堂岱遺跡など沿線の魅力に触れていただければ幸いです。
3. 「平和首長会議原爆ポスター展」の開催
戦争の悲惨さを知り被爆体験を次の世代に伝え、平和意識を高めることを目的に、8月1日から8月15日まで、北秋田市民ふれあいプラザ チャレンジブースにて、「平和首長会議原爆ポスター展」を開催しますので、お知らせします。
市では、世界恒久平和の実現に向けて取組む「平和首長会議」に加盟しており、これまでも原爆が投下された8月6日と9日、終戦記念日の8月15日に市職員のほか来庁者の方々に協力を呼びかけ、平和祈念の黙祷をささげてまいりました。
今後も核兵器の廃絶を訴え、世界平和を願うため、市民の皆さんに被爆の実情をお伝えし、後世に記憶を継承する機会になればと思います。
4. 伊勢堂岱遺跡ジュニアボランティアガイド
8月5日と6日、また11日から 15日までのお盆期間中の計7日間、伊勢堂岱遺跡ジュニアボランティアガイドを実施しますのでお知らせします。
ジュニアボランティアガイドは、小学生から高校生までの児童生徒が遺跡の案内を行うもので、平成27年度から実施していますが、今年度は、小学4年生から高校3年生までの36名が登録しており、4月から導入しています展示鑑賞システムもガイドに利用します。
子どもたちが事前研修などで勉強した成果を披露する場でもありますので、ぜひ多くの皆さまに伊勢堂岱遺跡へ足を運んでいただきたいと思います。
5. 「北秋田市 就職・移住相談会」の開催
「北秋田市 就職・移住相談会」を8月12日に イオンタウン鷹巣のイベントスペースを会場に開催いたしますので、お知らせします。
相談会は、市内の求人企業、ハローワーク鷹巣の担当者及び市職員が一堂に会し、本市での就職や求人情報に関する相談のほか、市外から本市へのUターンをサポートすることを目的として、帰省客が多数見込まれるお盆の時期に合わせて開催するものであります。
求人企業やハローワークの担当者と一度に話せる絶好の機会となっていますので、転職や就職をお考えの方、高校生や大学生、お盆で帰省中の方など、ご興味がある方はどなたでもお気軽にご来場いただければと思います。
このほか、北秋田市へのUターン移住を考えている方には、移住に関する相談をはじめ支援制度などをご案内することとしています。
イベントの最新情報は市ホームページをご覧いただくか、移住・定住支援室(☎0186-62-8002)まで、お気軽にお問い合わせください。
6. 「第51回合川まと火・第42回合川ふるさとまつり」
毎年8月14日に開催されております「合川まと火」と「合川ふるさとまつり」が、今年も合川公民館前および合川橋付近の堤防を会場に開催されますのでお知らせします。
「合川まと火」は、合川中学校の男子生徒が中心となり、合川地区の全戸から集めた「ダンボ」と呼ばれる布の玉を堤防に設置し、たいまつで火を灯すことで、先祖供養、無病息災、五穀豊穣などを祈るもので、今年は、合川小学校5、6年生の男子児童も参加する予定となっています。
「合川ふるさとまつり」は、合川地区最大のお祭りとして地域住民に親しまれており、合川中学校の女子生徒、合川小学校の女子児童、地元の団体による通り踊りや郷土芸能合川太鼓などのほか、屋台の出店を予定されています。
また、今年は、新たな試みとして、「合川まと火・合川ふるさとまつり俳句コンテスト」入賞者の発表や、「合川まと火・合川ふるさとまつりフォトコンテスト」も行われます。
ご家族、ご友人お誘い合わせのうえ、多くの皆さまのご来場を心からお待ちしております。