2023年07月26日
コンテンツ番号16159
災害発生時には、市民への飲料水の迅速な提供が可能
(2023年7月26日)
北秋田市とみちのくコカ・コーラボトリング株式会社(谷村広和代表取締役社長)との「災害時における飲料の確保に関する協定」締結式が7月26日(水曜日)に市役所本庁舎で行われました。
この協定の締結は、大規模災害の発生により避難生活の長期化リスクへの備えとして同社から申し出があったもので、市民への飲料の確保と供給が円滑に実施されることを目的としています。災害時の際は、市の要請に応じて、同社が保有または調達可能な飲料を市が指定する納入場所まで速やかに運搬・供給するものです。
この日の協定締結式には、みちのくコカ・コーラボトリング株式会社から舘 隆一郎執行役員営業本部長、佐藤茂正秋田営業部長、髙野紀世彦秋田営業部秋北支店長、北秋田市から津谷永光市長、河田浩文副市長、金 英則総務課長が出席しました。
津谷市長と舘執行役員営業本部長が協定書にそれぞれ捺印のあと、津谷市長が「このたびの協定により大変心強く感じている。災害はいつ発生してもおかしくなく、日ごろから防災意識を高め災害に備えていくことが大切である。災害発生時には、自分の安全確保を図り迅速に避難することが重要となる。こうした中で、協定締結できたことは、市民の生命を守り災害応急対策の強化を進めるうえでとても有意義なもので、本市の防災活動の強化にも資するものであると確信している。本日の協定に感謝を申し上げるとともに、今後ともご支援とご協力をお願いする」などといあさつしました。
続いて、舘営業本部長が「北東北の各地を拠点に事業を展開しているため、迅速に飲料を提供することが可能で、ライフラインとなる貴重な飲料水を速やかに被害に遭われている方の手に届けることは企業の使命と考え、本協定の締結を進めている。有事の際は、被災者に寄り添うことのできる企業を目指すことを誓う」などとあいさつしました。
秋田県内の協定締結は、本日の北秋田市と今週28日(金曜日)の上小阿仁村の締結をもって全市町村が締結となります。