2023年07月19日
コンテンツ番号16139
犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ
(2023年7月19日)
第73回「社会を明るくする運動」の市民集会が7月19日(水曜日)に北秋田市交流センターで行われ、地域で犯罪や非行のない明るい社会を築こうと呼びかけました。
この運動は、すべての国民が犯罪や非行を防止し、犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場で力を合わせて安全で安心な明るい地域社会を築くために、7月を強化月間として全国的な運動を展開しています。
北秋田市でも、のぼり旗の設置とポスターの掲示などの広報活動や市民集会を通して、家庭や職場、地域社会への理解と協力を求める運動を実施しています。
この日の市民集会では、北秋田市推進委員長の津谷市長が「日頃より犯罪や非行防止、更生保護活動にご尽力を賜り、心から敬意と感謝を申し上げる。この運動は、すべての国民が犯罪や非行の防止、そして犯罪や非行をした人の更生について理解を深め、それぞれの立場で力をあわせて犯罪や非行のない明るい地域社会を築こうと、法務省が中心となって実施している全国的な運動で、今年で73回目を迎えた。国では、再犯防止推進計画を策定し、再犯防止施策のさらなる推進に向かっていくこととしている。安全で安心な暮らしは、すべての人たちの願いであるが、立ち直りを支える家庭や地域をつくるためには、犯罪や非行をした人の悩みや背景などを理解し、地域社会において孤立することのないようしっかりと支援することが必要となる。本日の集会が、さらに理解を深め合い、安全で安心な暮らしの地域づくりを改めて機会となることを期待している。犯罪や非行のない明るい社会が1日も早く実現できるようご理解とご協力を願う」などとあいさつしました。
続いて、北秋田警察署の加賀屋真署長、北秋田地区保護司会の長岐直介会長があいさつを述べたあと、北秋田市連合婦人会の中嶋洋子会長が内閣総理大臣のメッセージを朗読したほか、鷹巣ライオンズクラブの永井正徳会長から会場で作文発表をする中学生2人に記念品が贈呈されました。
このあと、前回の第72回社会を明るくする運動の作文コンテストに応募された作品の中から、鷹巣中学校の成田空(そら)さん(3年)が「人と関わる」、そして同校の佐藤瑚々渚(ここな)さん(3年)が「一生懸命頑張ること」と題した作文を発表し、会場から大きな拍手が送られました。
集会の最後には、アトラクションとして「秋田声楽研究会混声合唱団」の皆さんの合唱が披露されました。