2023年07月09日
コンテンツ番号16096
リニューアル1周年の合川公民館に芸術・文化の花が開く
(2023年7月9日)
第33回「合川芸文祭」(合川芸文祭実行委員会)が7月9日(日曜日)に合川公民館で行われ、約200人の来場者を迎えて盛り上がりをみせました。
開会にあたり、佐藤光子実行委員長は「ようやく、地域でも世間でも賑やかさを取り戻してきているのかなと感じている。合川芸文祭は、芸術や文化を通して地域の皆さまに伝えられる大事な機会であり、皆さまの心を豊かにして帰っていただくイベントでもある。こうした空間で、顔を合わせて芸術や文化を体験することは本当に大事なことで、皆さまが心を潤わせてほしいと思う。今まで気づくことがなかった感情だったり、楽しさや思い、それが日々の豊かさにつながってストレスも緩和されていくのだと思う。これから各団体の皆さんに日頃の練習の成果を披露していただくが、皆さんと同じ空間で共有して帰りたいと思う。最後までお楽しみいただき、充実した1日となることを願う」などとあいさつしました。
続いて、来賓の佐藤昭洋教育長が「ここ合川地区に脈々と受け継がれてきた文化の流れを、本日出演する皆さまが引き継いでこられたのは素晴らしいことだと感じている。これまで芸文祭の運営に尽力されてきている実行委員会の皆さまや関係者の方々には感謝を申し上げる。合川芸文祭では、リニューアルして1周年となったこの合川公民館に吹き込まれた命が定着して、地域の方々になくてはならない芸術文化の拠点となることを信じている。本日は、文化の花を咲かせる1日となってほしいと願っている」などと祝辞を述べました。
オープニングでは、秋田県で唯一のちんどん屋「ダースコちんどん隊」がゲスト出演し、多くの楽曲や軽妙で楽しいトークで会場を沸かせ開幕しました。
このあと、北秋田警察署の「交通安全講話」の特別ステージが行われたほか、演示の部では、「合川太鼓保存会」「日舞藤蔭流鈴の会」「日本舞踊藤蔭流鳳扇会千鳥教室」「河田カツ子民謡合川教室」「千川流秋桜の会」「日舞藤蔭流合川鳳扇会」「合川民謡教室」「民謡教授柏木妙子民謡教室」「秋田県北民謡同好会」「コールつくしんぼ」などがそれぞれ演目を披露したほか、展示の部では、「陽だまりの華」「合川俳句会」「合川樺細工の会」の皆さんの作品が展示され、芸術文化の祭典が来場者の目を楽しませました。