2023年06月30日
コンテンツ番号16054
移住コーディネーターとして活動した斎藤隊員が退任
(2023年6月30日)
北秋田市地域おこし協力隊の移住コーディネーターとして3年間活動した斎藤美奈子さんの退任式が6月30日(金曜日)に市役所本庁舎で行われました。
斎藤さんは神奈川県相模原市出身。アメリカやスペインで飲食業に従事していましたが、コロナ禍をきっかけに「山に囲まれて暮らしたい」と考え、1番興味のあった「食」を通して秋田を盛り上げたいと地域おこし協力隊に応募されました。
着任後は、移住コーディネーターとして移住体験者へ楽しい空間づくりや自身の体験を通した移住の楽しさや苦労などを伝えることに尽力されました。
また、個人としては比立内駅舎を改装し、コワーキングスペース「がっこステーション」として地域の交流促進やりんごを使ったクラフトビールの商品開発、YouTubeを使っての魅力発信など様々な活動を通じて北秋田市の魅力発信に貢献されました。退任後は、引き続き北秋田市へ拠点を置き、飲食業や商品開発、イベント企画などの事業を行っていく予定です。
退任にあたり津谷市長は「移住当初からの様々な活動で地域を元気にしていただき、本当に感謝している。伏影のりんごを使ったクラフトビールやコワーキングスペースであるがっこステーションなどを通して、地域の皆さんに『やればできるんだ』と証明してくれた。北秋田市のために一生懸命走ってくれた3年間だったと思う。本当にお疲れさまでした」などとねぎらいの言葉を述べました。
斎藤さんは「『3年間しかない』と思って自分ができることを精一杯やろうと活動してきた。職員や地域の方々など、たくさんの人が私を応援してくれて本当に嬉しく、力になった。これからは、協力隊で得たこと、学んだことを生かして北秋田市、秋田県を国内外にPRできるように頑張っていきたい。本当にお世話になりました。ありがとうございました」などと感謝とこれからの抱負を述べました。