2023年06月25日
コンテンツ番号16029
一致団結し消防人の誇りと自信を示す
(2023年6月25日)
令和5年度の北秋田市消防訓練大会が6月25日(日曜日)に合川李岱地区の市民健康広場で行われ、消防団員の約100人が参加し、日頃の訓練の成果を競い合いました。
この消防訓練大会は、消防団員を消防訓練礼式および消防操法に習熟させるとともに、旺盛な消防精神を涵養して消防諸般の要求に適応する基礎をつくり、消防力の強化を図ることを目的に開催されています。
今回の訓練大会には、13分団のうち5分団が参加し、訓練種目となる規律訓練に第5分団(鷹巣)と第11分団(阿仁)、ポンプ車操法に第2分団(鷹巣)と第9分団(森吉)、小型ポンプ操法に第2分団(鷹巣)と第8分団(合川)が出場しました。
開会式では、津谷市長が「このように訓練を実施できることに大変心強く感じている。先日の行方不明者の捜索でも、団員の懇切丁寧で熱意のある行動で無事に発見することができた。このように、地域防災の要として、消防団員の皆さんは日夜奮闘されていることに敬意と感謝を申し上げる。本日の訓練は、消防活動の資器材の取扱い、さらには団員同士の結束と意識の高揚の大切な訓練である。今日までに訓練に励んでこられたと思うが、その訓練の成果をいかんなく発揮してほしい。団員の皆さまの活躍ぶりは、市民にとっても大きな誇りと心強さを感じるものがある。今日の訓練大会を通じて、皆さまが一致団結して北秋田市消防の頑張りを示してほしいと願う」などとあいさつを述べました。
続いて、長岐邦雄団長が「この訓練は、火災消火活動を行う際に、より正確な操法の技術を競い合うとともに、現場における対応能力の向上を目的としている。私も、この大会は意義のあるものと感じている。また、この大会を経験した団員は、消防人としての誇りと自信が満ちているように見える。出場する団員は、長期間にわたり昼夜を問わず、練習に励んできたことと思うが、今日はその練習の成果をいかんなく発揮して各団とも全力で戦ってほしい」などと団員へ訓示しました。
本日の大会で優勝した分団は、7月23日に行われる大館北秋田支部消防訓練大会に出場することとなります。