2023年06月24日
コンテンツ番号16027
森吉山の価値と未来について考える
(2023年6月24日)
森吉山の国立・国定公園化キックオフシンポジウムが6月24日(土曜日)に北秋田市民ふれあいプラザコムコムで行われました。
このシンポジウムは、地域の皆さまと共に森吉山の価値を再認識し、保全と利用のあり方を考え、国立・国定公園化の実現を目指すことを目的に開催されました。
来賓の津谷市長は「昨年の6月に、本市が誇る森吉山県立自然公園が日本を代表する傑出した自然風景を有する地域として、国立公園区域の拡張、国定公園の新規指定候補地に選定された。森吉山は花の百名山、日本三大樹氷鑑賞地などで訪れる人々を四季折々楽しませてくれる、市民から愛される山である。本日のシンポジウムをキックオフとして、地域の皆さまと森吉山の魅力や価値を再確認し、保全と活用の在り方を考え、国立国定公園化の実現に向けた機運を醸成していきたい」などとあいさつを述べました。
また、金田勝年衆議院議員は「森吉山の国立国定公園の新規指定の候補地として取り上げられているこの絶好のタイミングを失うことがないよう、そして森吉山の豊かな自然環境を活かして地元の方々が色々な夢を描けるよう、地域の皆さんと共に盛り上げて頑張っていきたい。本日は羽井佐さん、辰野さんの基調講演を聞き、森吉山をはじめとする北秋田市の様々な資源を伸ばしていきましょう」などとあいさつを述べました。
その後、環境省東北地方環境事務所の羽井佐幸宏次長による「新しい生物多様性の国際目標と森吉山」、株式会社モンベル代表取締役辰野勇会長による「夢と冒険 モンベル 7つのミッション」をテーマにした基調講演や、国際教養大学名取准教授をコーディネーターに「自然公園の保全と地域振興」をテーマにしたパネルディスカッションが行われました。
来場者は、講師の方々の豊富な知見と経験に基づく講演を聞き、森吉山の価値を理解するとともに環境保全の重要性についてや地域振興の在り方を考える良い機会となっていました。