2023年06月18日
コンテンツ番号15972
愛犬とともに訓練の成果を披露する
(2023年6月18日)
2023年警察犬奥羽日本訓練チャンピオン決定競技会(公益社団法人 日本警察犬協会秋田県支部主催)が6月18日(日曜日)に大館能代空港ふれあい緑地で行われ、警察犬などが服従、選別、追及などの技術を競い合いました。
警察犬は、犯罪の捜査等において重要な役割を果たしていて、治安の維持にも大きく貢献しているほか、近年は高齢行方不明者の発見にも多大な貢献をしています。
同競技会には、県内外から嘱託警察犬のほか、訓練士犬や一般犬など104頭がエントリーし、レベルの向上と参加者同士の情報交換や親睦などが図られました。
開会式では、競技会の会長の北林丈正支部長が「警察犬は、犯罪の捜査や行方不明者の捜索に活動する機会が増えている。県内でも嘱託犬が行方不明者の捜索にあたり、3件の発見に結びついている。貴重な命が警察犬によって救われたということは、大変嬉しいことである。この大会を機に、参加者同士が交流を深めてより一層技術が向上され、警察犬の認知度が向上することを期待する」などとあいさつしました。
続いて、来賓を代表して開催地の津谷市長が「北海道から福島までの皆さまにご参加いただき、開催地として心から厚くお礼と歓迎を申し上げる。また、警察犬の果たす役割として、行方不明者の捜索や犯罪防止を含めた様々な場面での活躍に、心から敬意と感謝を申し上げる。何よりも、皆さま方がしっかりと育て上げられ、訓練を積まれていることが大きな役割であり、警察犬はよきパートナーである。この競技大会において、日頃の訓練の成果をいかんなく発揮され、よい成績を残していただきますよう期待する」などと祝辞と激励の言葉を述べました。
競技会は「嘱託犬」、訓練士が育成した「プロ」、一般の愛犬家が育成した「アマチュア」、「トライコース」の各部に分かれ、匂いを嗅ぎ分ける「選別」、特定の人の足跡を追う「追及」、指導者の指示どおりに行動する「服従」、「トライコース」の各部門で行われました。
秋田県警察では、年に1回ほど警察犬を決定する審査会を開催していて、合格となった犬は嘱託警察犬として、犯罪や行方不明者の捜査などに活躍しています。
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あいさつする北林支部長 -
祝辞を述べる津谷市長 -
服従の部 -
服従の部 -
服従の部(目的物を見事に持ち帰る) -
服従の部 -
服従の部(障害物を上手にジャンプ) -
服従の部(見事にお使いを披露)
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服従の部 -
服従の部 -
服従の部 -
服従の部 -
選別の部(この中から匂いを嗅ぎ分ける) -
選別の部(選んだものをくわえて持ち帰る) -
選別の部(次の出場に向けて待機中) -
競技に向けて最終調整中