2023年06月10日
コンテンツ番号15948
チェンソーで丸太を彫刻する豪快で繊細なアウトドアアート
(2023年6月10日)
東北チェンソーアート競技大会実行委員会(福森卓会長)主催の第16回「東北チェンソーアート競技大会 in 北秋田」が6月10日(土曜日)から11日(日曜日)に県立北欧の杜公園で開催され、競技参加者は大小のチェンソーを使って秋田杉の丸太から様々な芸術作品を削り出しました。
チェンソーアートは、木を切るチェンソー(電動式ノコギリ)を駆使して、丸太を動物や人物など様々な形に彫刻するもので、迫力あるチェンソーの轟音とともに1本の丸太から芸術的な彫刻作品が削り出される様子は、ダイナミックでありながらも繊細な技術を要します。
この大会は、平成20年の全国植樹祭の開催を記念して始められたもので、杉などの地域資源の利活用と自然環境の保全に努め、地域住民との交流と地域活性化を図ることを目的として開催されています。
今大会のオープンクラスには、地元北秋田市(2人)のほか、青森県、岩手県、埼玉県、神奈川県、群馬県、山梨県、新潟県、富山県、石川県から計13人のチェンソーカーバー(※チェンソーアートを行う人)が参加し、高さ2メートルほど、末口約50センチの秋田杉の丸太に向かい、2日間(9時間)にわたる芸術作品に取りかかりました。
11日にはピープルズチョイス投票、作品オークションなども行われました。