2023年06月09日
コンテンツ番号15941
効率的で持続可能な公共交通の実現に向けて取り組む
(2023年6月9日)
第1回北秋田市地域公共交通活性化協議会が、6月9日(金曜日)に市役所本庁舎で行われ、昨年度の会計監査報告や今年度の事業計画や予算などについて協議しました。
地域公共交通活性化協議会は、地域公共交通の活性化および再生に関する法律に基づき設置されており、少子高齢化や人口減少などの現状を踏まえて、時代に即した交通システムのあり方等を協議することを目的としています。
この日の協議会では、はじめに津谷市長から委員17人に委嘱状が交付されたあと「昨年度は、この協議会において本市の交通の現況と課題を整理をさせていただき令和9年度までの交通施策の方針や各種事業について審議をいただき北秋田市地域交通計画を策定した。今後は計画に基づいて、市民生活の移動手段としてなくてはならない路線バスをはじめとする既存路線の維持や確保、ICT技術の活用による利便性の向上などを目指していきたい。市民の皆さんが必要としていることが実現できるよう、皆さんから忌憚のないご意見をいただきたい」などとあいさつしました。
このあと、令和4年度の決算、令和5年度の事業計画と予算、生活交通確保維持改善計画(地域内フィダー系統確保維持計画)が提案され、すべて原案のとおり承認されました。
このうち、令和5年度の事業計画では「既存交通サービス資源の活用に対する調査、検討」「待ち合い環境改善に向けた協議、調整、改善方針の検討」「地域公共交通利用促進啓発バスマップ等の作成」「運転免許証返納者を含む高齢者対策の検討」が提案され、委員らによって協議・承認が行われました。