2023年05月23日
コンテンツ番号15873
遠慮会釈の心、人の輪広げて
(2023年5月23日)
第47期合川ことぶき大学(藤嶋浩子学長、学生69人)の入学・始業式が合川公民館で行われました。
合川ことぶき大学(昭和52年4月創立)は、生涯学習の観点から学ぶことの喜びを通して生きがいを見出し、新しい時代に対応しながら、親しまれる人生を送るために学び合うことを趣旨として、55歳以上の市民受講生が年7~10回程度のスポーツレク、移動研修、自然観察会、学習会、花いっぱい運動、社会活動の参加や奉仕活動の実践などを行っていて、今期のテーマは「遠慮会釈の心、人の輪広げて」としています。
入学・始業式では、はじめに学生が国歌と市民歌を斉唱したあと、新入生6人が紹介されました。
続いて、藤嶋学長が「知識も経験も豊富な皆さんが、今年も新たな学びと人とのつながりを求め、さらに地域貢献に意欲をもって入学されましたことに心からお祝いを申し上げる。人や地域のつながりも弱まっているが、ことぶき大学の皆さまには、礼儀を大切にしながらお互いさまの精神で周りの人を思いやり、人とつながることで豊かな人生を創造してほしいと願っている。謙虚な気持ちで優しさや気配りを心がけて、人の輪を広げてください。そして、地域にも人の輪を広げる種をまいてほしい。皆さん一人ひとりのたった一度の人生。大学生活で人とつながり、自身のために楽しく納得のいくまで深く学んでください。ふるさと北秋田市の大切な未来のために、皆さんが長い人生で培った貴重な知識や経験を、活動の中で積極的に活かしていただくことをお願いする」などと式辞を述べました。
次に、来賓の佐藤教育長が「今年度の講座やクラブ活動が皆さまにとって新たな学びの場、学びをより深める場となり、日々の生活が一層潤いのあるものになるよう祈念する」などと祝辞を述べました。
また、新入生を代表して伊東雅晴さん(雪田)から「このような機会に恵まれ、心から感謝を申し上げる。私たちは、今期のテーマのもと活動に参加することで、人との輪が広がることを目標とし、皆さんとともに学び合い、新しい挑戦に進める。そして、自らの視野を広げ、研鑽を図っていくことをここに誓う」などと決意のことばがありました。
入学式後の学習会では、市教育委員会学校教育課ALTコーディネーターのロバート・ショーン・コリガン氏による「私が見た北秋田~kitaakita from My Eyes~」をテーマに講演が行われ、英語と日本語を交えた軽妙なトークで会場を盛り上げました。同氏のテーマのコラムは、広報きたあきたにも連載されています。
このあと学生会総会が行われ、前期の活動・事務報告、収支決算報告、今期の学習計画案、予算案、役員改選などが承認されました。