2023年04月28日
コンテンツ番号15809
犯罪や非行のない明るい社会づくりを目指して
(2023年4月28日)
北秋田地区保護司会(長岐直介会長)の令和5年度通常総会が、4月28日(金曜日)に市民ふれあいプラザで開催されました。
保護司は、保護司法・更生保護法に基づき法務大臣から委嘱を受けた非常勤の国家公務員で、社会奉仕の精神をもって犯罪をした人の改善および更生を助けるとともに、犯罪予防の啓発に努め、もって地域社会の浄化を図り個人および公共の福祉に寄与することを使命とし、保護区ごとに置かれた保護司会では、保護観察、生活環境の調整、犯罪予防活動などの諸活動を行っています。
通常総会では、長岐会長が「私たち北秋田地区保護司会活動の重点事項には2つがある。1つは北秋田市と上小阿仁村で進めている再犯防止計画の策定で、この計画は保護司活動の根幹ともいうべきものであり、策定にあたっては積極的に協力してまいりたい。もう1つは、保護司自らが主体となり、地域活動の推進と啓発活動に取り組むこと。社会を明るくする運動の推進を目指しているが、地域住民の理解と協力を得て効果的な活動を展開していかなければならない。これは、地域社会に貢献する更生保護を目指すものであり、行政はじめ関係機関との連携を図りながら実現に努めてまいりたい」などとあいさつを述べました。
続いて、来賓の津谷市長の代理として三沢聡健康福祉部長が「日頃より保護司としての活動や、社会を明るくする運動などの犯罪のない明るい社会をつくるために活動されていることに敬意と感謝を申し上げる。北秋田地区更生保護サポートセンターが設置されてから5年が経過しようとしているが、この間、保護司活動や更生保護事業の充実強化を図り、犯罪や非行のない安全で安心な北秋田地区を築くための活動にも重ねて感謝を申し上げる。誰もが安心して暮らしていくためには、地域の絆を強化するとともに、犯罪の未然防止と犯罪をした人の更生を図り、再犯を防止することが何より重要である。豊富な経験を活かし犯罪や非行のない明るい社会づくりに向け、引き続きお力添えを賜りたい」などと祝辞のメッセージを代読したほか、秋田保護観察所長、北秋田警察署長、北秋田協力雇用主会会長、北秋田地区更生保護女性会会長がそれぞれ祝辞を述べました。
議事に入り、令和4年度の事業・決算報告などが行われ、令和5年度の事業計画案では、基本計画として社会貢献活動、保護司活動の拠点である「更生保護サポートセンター」の充実を図りながら、13の重点事項を掲げています。