2023年04月27日
コンテンツ番号15782
地域一体となった力強い農業づくりを推進していく
(2023年4月27日)
北秋田市農業再生協議会の令和5年度通常総会が4月27日(木曜日)に市役所本庁舎で行われ、今年度の事業計画や予算が承認されました。
北秋田市農業再生協議会は、経営所得安定対策の推進およびこれを円滑に実施するための行政と農業者団体等の連携体制の構築、戦略作物の生産振興や地域農業の振興を目的とするほか、農地の利用集積、担い手の育成・確保等に資するため平成23年に設立されました。
開会にあたり、会長である津谷市長が「昨年は低温や日照不足に加えて、8月の大雨などによって、県北地区の作況指数が94と11年ぶりに不作となった。一方、今年は暖かい日が続き、春作業も順調に進んでいると思う。そのような中でも米の需給動向が厳しい局面を迎えている。外食産業の落ち込み等は多少持ち直しているものの、物価高騰により消費動向は不透明であり、米価は不安定な状況が続くと見られている。当協議会としても、米価の安定および安定供給、需給に応じた米生産の徹底、作付転換などを推進するため、皆さまや関係機関と連携しながら、当市の基幹産業である『農業』が力強く歩んでいけるように取り組んでいきたい。本日はよろしくお願いします」などとあいさつを述べました。
このあと、事務局から令和4年度の事業、収支決算、監査が報告されたほか、令和5年度の事業計画案、収支予算案が提案され、下記3項目の重要推進事項と5つの実施事業などが承認されました。
重要推進事業
- 需要に応じた米生産の推進
- 地域の振興作物および大豆・そば、用途限定米殻等の作付拡大推進
- 水田の有効活用の推進および耕作放棄地の発生防止に向けた取り組み
実施事業
- 経営所得安定対策等推進事業(国事業)
- 経営所得安定対策推進事業(市単独事業)
- 低コスト技術等導入支援事業(県事業・R4→R5繰越事業)
- 肥料価格高騰対策事業(国事業)
- あきたの園芸省エネ化支援事業(県事業・R4→R5繰越事業)
- 上記の他、地域の農業振興事業