2023年04月10日
コンテンツ番号15724
「交通安全は家庭から」を合言葉に地域一体の交通安全運動を展開
(2023年4月10日)
北秋田市交通安全母の会(中嶋洋子会長)の令和5年度総会が、4月10日(月曜日)に会員約40人が出席のもと北秋田市交流センターで開かれました。
交通安全母の会は、市内の婦人会および母親で組織し、母親の立場から特に子どもと老人の交通事故防止と飲酒運転の撲滅を図り、家庭の平和と幸せな生活を築くため、自ら正しい交通ルールを身につけ交通事故防止活動に努めることを目的としています。
また、同会の主な事業として、1.交通安全思想の普及、徹底を図るための研究・調査・情報交換、2.歩行者および自転車を事故から守るための研究・調査・情報交換および街頭指導の協力、3.飲酒運転撲滅のため、他団体と連携した声かけ運動等の推進などの事業を行うとして、令和4年度も春、夏、年末に交通安全運動や、子育て・高齢者世帯の訪問、新入学児童を交通事故から守るための交通安全啓発品配布として「黄色の鈴」の寄贈など、多くの啓発活動を行っています。
総会では、出席者全員で秋交母の歌「祈り」を斉唱したあと、中嶋会長が「これまで、春と秋の全国交通安全運動に伴う総決起集会で、母の会会員による踊り『ふるさと秋田交通安全音頭』で交通事故防止をアピールしてきたが、コロナ禍での中止が続き、今年は開催できることを期待している。令和4年度事業は中止もあったが、子育て・高齢者世帯訪問事業や新入学児童への交通安全啓発品「黄色の鈴」づくり、街頭指導などは継続している。母の会の目的は、母親の立場から、特に子どもと老人の交通事故防止と飲酒運転の撲滅を図り、家庭の平和と幸せな生活を築くため、自ら正しい交通ルールを身につけて交通事故防止活動に努めることである。『交通安全は家庭から』を合言葉に、子どもとお年寄りを交通事故から守り、地域が一体となった交通安全運動を進めていきましょう」などとあいさつを述べました。
続いて、来賓の津谷市長が「中嶋会長を先頭に、地域の交通安全運動として様々な啓発活動をしていただき、本市の交通安全対策に尽力されていることに心から感謝を申し上げる。また、交通安全活動だけでなく、婦人会活動や本市の施策にもいろんな意味でご協力をいただいていることに感謝を申し上げる。今後も一層の啓発や、子どもや高齢者の方々に対する声かけや見回りなど、お力添えをいただければありがたく思う。交通事故を起こさないよう行政も努力していくが、地域のことをよく知っている母の会の皆さまと一緒になって交通安全対策に努めていきたい」などと祝辞を述べました。
次に、下田淳一北秋田警察署長が「昨年は、1件の痛ましい事故が発生したが、今年は二度と1人も起こしたくない。特に子どもに関しては絶対に守り抜きたいと考えているため、皆さまと一緒に頑張っていきたい。今後も子どもや高齢者を守るため、なお一層のご尽力を願いたい」などと祝辞を述べました。
このあと議事に入り、新年度の事業計画では、これまでの年間・季別・日別の活動内容に加え、前年度と同様に1.組織の充実と活動の活性化、2.家庭における交通安全意識の浸透、3.子どもと高齢者を交通事故から守る運動の推進、4.後部座席を含めた全ての座席のシートベルトの着用とチャイルドシートの正しい使用の推進、5.自転車の安全利用の推進の5項目を重要推進事項としています。
最後に、「交通安全は家庭から」を合言葉に、1.地域や家庭で「交通安全についての話し合い」を推進、1.子どもとお年寄りを交通事故から守るため、積極的に「一声」をかけるようにする、1.飲酒運転の撲滅を期し、家庭や地域ぐるみの運動を推進、1.車に乗ったときは必ずシートベルトを着用(子どもにはチャイルドシートを着用させ、かけがえのない子どもの命を守る)などと「交通安全宣言」を朗読して総会を終えました。