2023年03月28日
コンテンツ番号15668
地域林業が抱える課題や、市の林業政策に対して意見交換が行われる
(2023年3月28日)
北秋田市の森林・林業関係者20人による令和4年度の森林・林業意見交換会が、3月28日(火曜日)に市役所第二庁舎で開催されました。
林業は成長産業として期待が高まっているものの、後継者、担い手、従事者など人材不足が問題となっており、市産材の利用促進を図るためには、事業者間の連携が重要とされています。
はじめに、津谷市長が「この意見交換会は平成30年度から開催しているが、これまでも皆さまから地域林業が抱える課題や本市の林業施策に関して意見をいただき、国や県が示す政策の方向性を見極めながら事業の推進に努めてきた。一方で、国が目標として掲げている脱炭素社会の実現のためには、森林整備の促進による二酸化炭素吸収量の増加や排出量の抑制などが重要であるとされている。本市では令和3年度から、友好交流都市の東京都国立市と『森林整備事業の実施に関する協定書』を締結し、間伐等の森林整備により得られた二酸化炭素吸収量と、国立市から発生する温室効果ガスを相殺するカーボンオフセットなども実施している。市としても、こうした取り組みを継続し、森林の保全や地球温暖化対策の推進に努めていきたいと考えている。日ごろから地域が抱えている森林・林業の課題について意見をいただきながら、有意義な会になることを願っている」などとあいさつを述べました。
このあと、事務局担当者より、新年度の林道関係事業、市有林等事業、民有林造林事業費補助金の改正、森林経営管理制度などの事業説明があり、地域林業の抱える課題などについて意見交換がなされました。