2023年03月27日
コンテンツ番号15667
「黄色の鈴」の音色と母の思いが児童を見守る
(2023年3月27日)
鷹巣地区交通安全母の会(中嶋洋子会長)では、鷹巣地区新入学児童の交通安全を願い「黄色の鈴」を教育委員会(佐藤昭洋教育長)に贈呈する活動をしており、その贈呈式が3月27日(月曜日)に市民ふれあいプラザで行われました。
この「黄色の鈴」は「交通安全は家庭から」を合言葉に、新入学児童を交通事故から守る活動として同会の会員などが黄色い毛糸で編んだ手作りのものを平成5年から毎年寄贈しており、今回は令和5年度の鷹巣地区4小学校の新入学予定の児童94人に各小学校を通じて贈られます。
このたびの贈呈にあたり、中嶋会長は「母の会は『交通安全は家庭から』を合言葉に様々な活動をしている。新入学児童を交通事故から守る活動の一つに黄色の鈴つくりがある。今年も交通事故に遭わないように、元気にたくましく大きくなりますようにと願いを込め黄色の鈴を作った。ランドセルに鈴を付け、鈴の音を聞きながら仲良く学校に通う皆さんをいつでも母の会では見守っている。ご入学おめでとうございます」などと話し佐藤教育長に贈呈しました。
これを受けて佐藤教育長は「今年もこの時期となり、1年生が黄色い帽子、黄色い鈴、そして黄色い傘の3点セットで、1年生が歩いてきたということがすぐわかる。これまでも1年生はランドセルに付けて大切に使っている。きっと、この黄色の鈴を付けながら、地域の人たちに守られているという、地域の温かさを感じていることと思う。すくすくと育たないはずがありません。皆さんの思いを確かに受け止めて、1年生は安全に安心して登校できるものと祈っている。丁寧な黄色の鈴に感謝を申し上げる」などとお礼の言葉を述べました。