2023年03月20日
コンテンツ番号15648
学び舎への別れを惜しみながら阿仁学園での飛躍を誓う
(2023年3月20日)
新年度から北秋田市立義務教育学校阿仁学園がスタートすることに伴い、今年度末で閉校する北秋田市立阿仁中学校(小林陽介校長・生徒数22人)の閉校式が、3月20日(月曜日)に同校の体育館で行われ、 32年の歴史を振り返るとともに4月に開校する義務教育学校阿仁学園に歴史を引継いでいくことを誓いました。
閉校式では、はじめに国歌、市民歌を斉唱し、津谷市長が「本校は32年間、この地域の学校として親しまれてきた。これまでの長い歴史に幕を閉じることになり、たくさんの方々にご支援をいただき深く感謝と敬意を申し上げる。本校は、学習面のほかにスキー、陸上、相撲、吹奏楽などで大いに活躍してくれた。在校生の皆さんは、新年度から始まる新たな環境の中で、阿仁中魂に火をともし充実した学校生活を送ってほしい」などとあいさつを述べました。また、北秋田市議会の堀部壽議長が来賓を代表してあいさつを述べました。
このあと、生徒を代表して田口椿さん(2年)が「阿仁中学校での思い出を振り返ると切りがない。しかし阿仁学園は3校の良さで阿仁愛溢れる学校になるはず。一人ひとりが輝ける学校をつくっていきたい」とあいさつしました。
小林校長から津谷市長に校旗を返納したあと、小林校長は「子どもたちがふるさとを思い溢れる感情を歌や言葉で全力で表現すると、地域の方々は温かい笑顔で返してくれ、涙を流してくれる。学校が地域へ発信し、地域の笑顔がこの町を育ててくれる、そのような阿仁中学校がなくなるのは寂しいが、32年間かけて積み上げてきた阿仁中の良さをしっかりと阿仁学園へ引き継ぎ、これからも子どもたちと共に明るい未来を切り開いていく」などとあいさつを述べました。