2023年03月15日
コンテンツ番号15621
阿仁合小学校最後の卒業生5人が学び舎を巣立つ
(2023年3月15日)
3月15日(水曜日)、今月末に閉校する阿仁合小学校(湊貞宗校長、生徒数28人)の卒業式が行われ、同校として最後の卒業生となった梅井冴太朗さん、栗谷大智さん、ゴースワーミーラダクリシュナさん、田中来羽さん、田中嶺羽さんの5人に卒業証書が手渡されました。
はじめに、国歌と校歌を斉唱したあと、湊校長が卒業生一人ひとりに卒業証書を授与し「阿仁合小学校を巣立つ5人の皆さん、卒業おめでとうございます。かけがえのない仲間と過ごした阿仁合小学校最後の小学校生活はどんな物語でしたか。最後の卒業生として、伝統の継承と発展が求められ、時には心に重圧を感じることもあったかと思うが、リーダーとしての自覚をもって運動会や学習発表会、児童会活動などに積極的に取り組み、最後を飾るにふさわしい阿仁合小学校を形作ることができたと思う。阿仁合小学校での学びを土台として、義務教育学校『阿仁学園』でもさらなる飛躍を期待している」などと式辞を述べました。
続いて、来賓を代表して栗谷大三PTA会長が「皆さんのおかげで阿仁合小学校最後の1年が素晴らしい1年であった。今こうして卒業式を迎えられることは当たり前ではない。お家の方々、先生方、地域の方々へ感謝の気持ちをもって、これから先もいろいろな世界へ羽ばたいてください」などと祝辞を述べました。
このあと、児童によるよびかけ「巣立ちの春」、在校生による「大空がむかえる朝」の合唱が行われ、卒業生は、在校生や教職員、保護者へ感謝を伝えながら卒業の歌「友~旅立ちの時~」を合唱し、思い出の詰まった学び舎を巣立ちました。