2023年02月24日
コンテンツ番号15551
森吉山ナショナルパークの早期誕生を望む
(2023年2月24日)
森吉山一帯の国立・国定公園昇格の推進へと関係4団体が2月24日(金曜日)に市役所を訪れ、津谷市長に要望書を手渡しました。
この日訪れたのは、北秋田市山岳協会の金沢聡会長、NPO森吉山の片岡信幸理事長、NPO森吉山四季美湖の米澤訓理事長、NPO森吉山ネイチャー協会の宮野貞壽理事長の4人で、提出した要望書のほかに図面や写真などの資料を交えて津谷市長に説明しました。
環境省では、2030年までに陸域と海域の30パーセントを保護地域等で保全すること目指す国際目標の達成に向けて、令和4年4月に策定・公表された「30by30ロードマップ」等を踏まえ、最新の自然環境データに等に基づき、平成22年に実施した「国立・国定公園の新規指定・大規模拡張候補地としての資質を有する地域を選定しました。
その国立・国定公園の大規模拡張候補地として、新たに4地域(八幡平周辺の森吉山・真昼山地・田沢湖等、奥只見・奥利根、能登半島、阿蘇周辺の草原)を選定しました。
このような状況を踏まえて、4団体の具体的な要望事項として、1.市長は3月定例会の施政方針において、「森吉山ナショナルパーク早期誕生に向け、必要な準備を進めていく」との決意を表明されたい、2.森吉山昇格への醸成を図るため広報等の特集とシンポジウムを開催されたい、3.新たな拡張地域や公園計画について情報共有し地元の合意形成を図るため、北秋田市、市議会、北秋田市山岳協会、関係NPO法人、森吉山国定公園昇格運動連絡協議会等による「森吉山国立・国定公園昇格推進協議会(仮称)」を設置されたい、4.森吉山県立自然公園に隣接する新規拡張地域(保護地区)を、今後の公園利用の増進を図る観点から自然再生移行地区、景観保全地区、集団施設地区、里山里地保全地区の候補地(案)を選定したので、北秋田市の素案として環境省へ提案してくださるようお願いします、というものです。
要望事項の拡張地区は、森吉山西麓、太平湖の全集水域、打当川流域、森吉山ダムと小又川流域、湯ノ岱地区で、拡張地区それぞれの特徴など説明しました。