2023年02月20日
コンテンツ番号15510
手作りいぶりがっこ「八代目 合川小雅香(しょうがっこう)」を紹介
(2023年2月20日)
2月20日(月曜日)に合川小学校6年生の代表3名が市役所を訪れ、総合的な学習の1つとして作られたいぶりがっこである「八代目合川小雅香」を津谷市長に贈呈しました。
この学習は、合川地区の伝統的な保存食であるいぶりがっこについて、地域の方々と一緒に大根を育てたり、漬け方を教わったりする学習を通して、保存食のすばらしさを学び、それを地域等に発信することを目的に行われています。今年度で8年目となり、今年作られたものは「八代目合川小雅香」となります。
いぶりがっこ作りは、地域のいぶりがっこ名人である芳賀さんの指導のもと、種まきから収穫、樽だしを終え、子どもたちが一人ひとり作った手作りのラベルを貼った袋に袋詰めを行いました。完成したいぶりがっこは、地域の施設やお世話になっている方々にも贈られました。
この日は、合川小学校6年生を代表して金田和馬さん、藤島美玲さん、新田龍信さんの3人が市役所を訪れ、いぶりがっこの歌を披露するとともに、手作りのラベルが貼られたぶりがっこが津谷市長へ手渡されました。
児童は、いぶりがっこのおいしさをアピールするために作った手作りのCMやいぶりがっこのアレンジレシピなどをタブレットを使って紹介しました。
津谷市長は「今日は八代目となる『合川小雅香』を持ってきていただきありがとうございます。歌や手作りのCM、アレンジレシピなどを紹介してくれてとても嬉しかった。いぶりがっこを作るのはとても手間がかかって大変だったと思う。北秋田市には、いぶりがっこのほかにも色々な特産品や観光地など自慢するもの、歴史が沢山ある。みんなで一緒にいぶりがっこを作った経験を大切に、これからも学業も遊びもスポーツも一生懸命取り組んでほしい」などと感謝を述べました。
児童の3人はいぶりがっこを作るうえで大変だったことを聞かれると「手間も時間もかかって、全部大変だったけれど、地域の人と関わりあって、友達と協力してこそ美味しいいぶりがっこができることを学んだ」などと話しました。