2023年02月15日
コンテンツ番号15501
秋田とフィンランドが美術を通じて交流を深める
(2023年2月15日)
秋田&フィンランドの美術教育交流展実行委員会が2月15日(水曜日)に市民ふれあいプラザを訪れ、尾澤勇教授(秋田公立美術大学)をはじめ、4名のフィンランド教師など計8名が津谷市長を表敬訪問しました。
この美術教育における秋田とフィンランドの交流は「両国の生徒がグローバルな視点を持ち、自らの郷土のよさや価値に気づき、心豊かに生き、両国の文化を豊かにすることのできる人材を育成すること」を目標として、2014年から活動を開始し、2015年度からは秋田とフィンランドで毎年交互に美術教育交流展を開催してきました。
2022年度は秋田公立美術大学附属高等学院、エスポーンイヒテスルセオ高等学校とオムニア職業学校の生徒が”旅を夢見る”という共通テーマに基づき、相手国を旅することを夢見て作品を制作し、その成果を2月23日から秋田市文化創造館で発表します。
尾澤教授は「今回は秋田フィンランド協会の皆さまから協賛をいただき厚くお礼申し上げる。今後も秋田フィンランド協会の皆さまと共に、秋田とフィンランドの交流を続けていきたい。よろしくお願いします」などとあいさつし、美術教育交流展の概要説明や、活動報告などを行いました。
また、フィンランドの美術教師であるニナさんは「このような機会を作っていただきありがとうございます。秋田は人情に溢れいていて、森吉山も素晴らしくとても良い印象を受けた。これからも秋田とフィンランドの交流を深めていきたい」と話しました。
説明を受け津谷市長は「今日はようこそお越しくださいました。心より先生方を歓迎する。芸術文化や職業教育など様々な交流を通じて、秋田とフィンランドの両国の文化を豊かにすることができるよう、文化の共通する部分と違う部分を認め合いながらこれからも親交を深めていきたい」などとあいさつを述べました。