2023年02月01日
コンテンツ番号15467
江戸時代より代々七日市村の肝煎を務めた長岐家。その肝煎屋敷である「旧長岐家住宅」は平成31年に県の有形文化財に指定されています。その長岐家に伝わる「長﨑七左衛門肖像画」が2月1日に市指定文化財に指定されました。
長﨑七左衛門(1731~1820)は七日市村肝煎家の七代目でとして坊沢村の長﨑清左衛門家から七日市村肝煎家へ養子となり、25歳から肝煎として小猿部地区の農業発展に尽力をした功績が知られています。
この肖像画は文化7(1810)年につくられたもので、上段と下段の構成で、上段には七左衛門が経歴や肝煎家としての戒めを記述し、下段には七左衛門の晩年の姿が描かれています。七左衛門の業績や長岐宗家の七日市地区への貢献を後世に伝えるものです。
公開は旧長岐家住宅の公開日に合わせて行います。