2023年01月27日
コンテンツ番号15416
地域を支える子どもたちの育成教育などの功績が認められる
(2023年1月27日)
第15回「キャリア教育優良教育委員会、学校およびPTA団体等文部科学大臣表彰」の教育委員会の部で北秋田市教育委員会が受賞したことにより、佐藤昭洋教育長、山田理政策監兼学校教育課長、小林浩之推進監の3人が1月27日(金曜日)に本庁舎を訪れ虻川副市長に受賞報告しました。
この表彰は、子どもたちの社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通してキャリア発達を促す「キャリア教育」の充実発展に尽力し、顕著な功績が認められた教育委員会、学校およびPTA団体等に対して、その功績を称え文部科学大臣が表彰することにより、キャリア教育の充実を促進することを目的としています。
このたび、各都道府県・指定都市教育委員会からの推薦を受けて文部科学省が決定した112団体のうち、教育委員会の部で「北秋田市教育委員会」の受賞が決定し、1月19日(木曜日)開催された「キャリア教育推進連携シンポジウム」の表彰式で表彰状が授与されました。
推薦を受けた理由として、「北秋田市教育委員会では、第2次北秋田市教育ビジョン基本理念の『心豊かでたくましい人間性を育む教育の充実』の中、重点目標を『ふるさとを愛し、ふるさとを支えようとする子どもの育成』として掲げ、地域に根ざしたキャリア教育の充実を施策の柱として様々な事業を展開している」ことが評価されました。
北秋田市では、1.市の自然・歴史・伝統・文化等への理解を深めるために郷土資料集「きらり★きたあきた」を作成し、児童と教職員に配布しながら地域のことについて理解を促す、2.自分の生き方や北秋田市の良さを再発見するため、地域社会に貢献し将来を担う頼もしい人材を育成するために職場体験学習の実施、3.社会を支える自覚と高い志を育成するために北秋田市の課題を話し合う「きたあきたこどもサミット」を開催、4.各校の総合的学習の時間として、活動の推進を図るための補助金活用事業(令和4年度から「広報きたあきた」でも紹介)、5.教職員に対して、夏季休業期間を利用して市の歴史・文化・自然等の概要を知るために、施設などの見学を通して日々の学習に役立てるために郷土学習のフィールドワークや野外観察会を実施などの活動を積極的に取り組んでいます。
このたびの受賞について佐藤教育長は「年明け早々、このような表彰を受けたことは令和5年の良いスタートであり、これまでの取り組みが認められたことをうれしく感じている。学力はもちろん、地域を思う子どもたちが育ってきていることが評価につながっているものと思う。今後も地域を支える子どもたちを育てる体制を継続していきたい」などと受賞の喜びを話しました。
受賞の報告を受けて虻川副市長は「全国でもこれまで教育委員会として表彰を受けたのは13委員会しかなく、市としても誇りであり、そのような栄誉を大変うれしく思う。本市の子どもたちへの教育が充実していることの確証が得られたものと思う。移住者の皆さまも本市の教育環境が整っているとして移住を希望される方も増えているため、地域を支える地域の宝である子どもたちのために今後も取り組んでほしい」などとお祝いを述べました。