2023年01月25日
コンテンツ番号15401
高齢者の方々がいつまでも安心して暮らしていけるような町づくりを
(2023年1月25日)
北秋田市地域ケア推進会議委員委嘱状交付式ならびに第2回北秋田市地域ケア推進会議が1月25日(水曜日)に市役所で行われ、虻川副市長から委員へ委嘱状が手渡されました。
北秋田市地域ケア推進会議は、介護保険法に規定された地域ケア会議を構成する「地域ケア個別会議」「自立支援型地域ケア会議」「地域ケア推進会議」の中の一つであり、主に地域課題の共有化に関すること、地域課題の解決のための包括的な支援ネットワークの構築に関することなどが話し合われます。委員の任期は令和5年1月29日から令和8年3月31日までの3年間となります。
交付式では、はじめに虻川副市長が委員一人ひとりに委嘱状を手渡したあと「快く委員を引き受けてくれた皆さまに心より感謝を申し上げる。当市は、令和3年12月31日現在で高齢化率が45.5パーセントという状況。推計によると、2030年には50パーセントを超えるだろうと予想されている。また、世帯数の4割が高齢者のみの世帯で、そのうち6割が一人暮らしである。こうした状況を踏まえ、地域のコミュニケーションをとる場が少なくなってきていることやコミュニケーションが希薄化されてきているのが課題であり、社会的孤立がないよう様々な高齢者施策がより重要になってくると考えている。高齢者の方々がいつまでも元気で安心して自分の住み慣れた町で過ごしていけるよう、本日の会議では高齢者個々の課題に向き合っていただきたい。委員の皆さまには3年間よろしくお願いしたい」などとあいさつしました。
このあと、委員の中から遠藤勝實委員が委員長に選出され「任期3年ということで皆さまどうかよろしくお願いします。コロナが流行して3年が経つが、生活全体揺さぶられてきた。先ほど虻川副市長からも話されていたが地域の希薄化が北秋田市の大きな課題だと感じている」などとあいさつしたあと、地域ケア推進会議では令和4年度地域ケア推進会議実施状況や、おでかけあんしんシールの周知、チームオレンジの活動報告などが話し合われました。
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あいさつを述べる虻川副市長 -
地域ケア推進会議の様子