2023年01月13日
コンテンツ番号15337
8年ぶりの開催でどぶろくへの理解を深める
(2023年1月13日)
第16回全国どぶろく研究大会in北秋田が1月13日(金曜日)に北秋田市文化会館と北秋田市民ふれあいプラザで行われ、全国から製造者や関係者が集結し交流を深めました。
この大会は、全国のどぶろく醸造事業者や関係者等が一堂に会し、製造状況や活用方法、地域への効果等について意見や情報交換を行いながら相互の理解を深めるとともに、都市と農山漁村の交流活発化による地域振興を目的として、毎年全国のどぶろく特区認定地区(北秋田市では「阿仁マタギ特区」)を会場に開催されており、北秋田市では平成26年1月の第9回大会以来8年ぶり2回目の開催となります。
この日は初めに北秋田市文化会館にて、開会式と基調講演、パネルディスカッションが行われました。
開会式では、初めに仲澤弘昭実行委員会会長が「本日の基調講演やパネルディスカッションを通じて、地域ならではの食であり、風土を醸す『どぶろく』が持つ地域活性化や文化の継承が期待できる価値や可能性について、多様な分野、視点からご意見いただける有意義な会となることを心から期待している。本日はよろしくお願いします」などとあいさつを述べました。
その後、津谷市長が「この大会が北秋田市で盛大に開催されることを心から感謝申し上げる。大会を通じて、全国の地域色豊かな『どぶろく』に触れ、創意工夫や製作への情熱を知ることで『どぶろく』をより輝かせ、賑わい溢れる地域づくりへのエネルギーとしてほしい」などとあいさつを述べました。
開会式のあと、日本酒と食のジャーナリスト、地域食ブランドアドバイザーの山本洋子氏による「どぶろくが動かす、マチ、ヒト」をテーマとした基調講演が行われました。
基調講演後は、「地産品を活用した観光振興・地域おこし」と題し、公益財団法人日本交通公社首席研究員の吉澤清良氏、一般財団法人地方創生パートナーズネットワーク代表理事の村松知木氏、北秋田市観光物産協会事務局長の佐々木宗純氏、北秋田市地域おこし協力隊の阿部夏代隊員がパネルディスカッションを行いました。
その後、会場を北秋田市民ふれあいプラザに移し、どぶろくの試飲会、交流会、そして全国どぶろくコンテストの審査結果発表、表彰、講評が行われました。
全国どぶろくコンテスト審査結果は以下のとおりです。
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パネルディスカッションの様子 -
全国の「どぶろく」 -
会場の試飲「どぶろく」 -
会場で「根子番楽」披露 -
交流会の様子
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