2022年12月25日
コンテンツ番号15269
北秋田の自然や教育など「秋田の探求型授業」を体験
(2022年12月25日)
秋田型教育留学推進事業「短期チャレンジ留学Ⅱ」が12月24日(土曜日)から27日(火曜日)に合川学童研修センター、森吉山「阿仁スキー場」、クウィンス森吉を会場に行われ、首都圏などから参加した13人の小中学生が、北秋田市の教育留学事業などの理解を深めるとともに、体験ツアーなどを通して北秋田暮らしを満喫しました。
この事業は、北秋田市教育委員会主催、秋田県教育委員会共催で「秋田型教育留学推進事業」の一つとして行うもので、地方移住に関心のある子育て世代をターゲットに「授業体験」、「自然体験」、「友達づくり」などの留学体験を通して、参加者に秋田を知り、秋田を感じ、秋田を好きになってもらうものとして実施しています。
短期チャレンジ留学は、平成28年度から夏・冬の2回開催としていましたが、令和2年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止、令和3、4年度は冬期間のみの開催となっています。このたびの参加者は、小学6年生から中学3年生までの13人(東京都7人、神奈川県2人、長野県1人、愛知県1人、大阪府2人)となりました。
3泊4日の日程で行われたこの体験ツアーは、初日となる24日(土曜日)に東京都内からの参加者が秋田新幹線と秋田内陸線に乗車し、阿仁合駅までの旅で北秋田入りとなりました。阿仁合駅からバスで到着した合川学童研修センターでは、オリエンテーションを経て開講式が行われ、参加者は秋田の郷土料理づくり体験として、きりたんぽ鍋づくりに挑戦しました。
この日行われた2日目の25日(日曜日)は、教育委員会の小林浩之先生と堀内亜希子先生の体験授業「きらり☆きたあきたⅠ・Ⅱ」が行われ、クイズ形式で楽しくわかりやすく北秋田の魅力を学びました。また、合川学童研修センター周辺で雪遊び体験「スノモそり体験」も行われました。
3日目の26日(月曜日)は、森吉山「阿仁スキー場」を会場にスキー体験に挑戦しました。この日の宿泊会場となった秋田内陸線「阿仁前田温泉駅」に隣接する「クウィンス森吉」では閉講式が行われ、参加者全員による今回の感想発表、そして佐藤教育長のあいさつなどがありました。参加者は、同施設内で最後の夜となる夕食や、スキーとツアーの疲れを癒す温泉体験をしながら、北秋田での留学体験を満喫しました。
4日目となる最終日の27日(火曜日)は、今回の各体験で少したくましく成長が感じられた13人の参加者たちは、再び秋田内陸線の旅をしながら解散場所となる東京都への帰路につきました。