2022年12月23日
コンテンツ番号15242
樹氷のきれいな阿仁スキー場でウインタースポーツを楽しんでほしい
(2022年12月23日)
ウクライナからの避難民であるハーブルリーク・バレーリアさん(23歳)へのスノーボード贈呈式が、12月23日(金曜日)に北秋田市役所で行われ、志騎の会よりスノーボードやスキーウェアなど計9点が贈呈されました。
11月18日にウクライナから避難をしてきたバレーリアさんは、市女性職員による協力チームがサポートをしながら、日本語を勉強したり、市内外で買い物や散策をしたりして北秋田市での生活を送り1か月が過ぎました。
津谷市長は「本日の贈呈式の開催にあたり、北秋田市で活動されている志騎の会の皆さまから、ウクライナから避難をされているバレーリアさんに、何か地元としてお手伝いがしたいという温かいご相談がありこのような場を設けさせていただいた。志騎の会は、北秋田市の建設業の方々を中心に地域貢献を目的に活動を行っている団体です。これまでも森吉山ダム四季美湖のあづまややブランコを作っていただいたり、市のためにご協力いただいている。今日はバレーリアさんにウインタースポーツ用品をサンタクロースの代わりに1日早くお届けしたいということで、バレーリアさんにはこれを機会に北秋田市の冬を楽しんでほしい。ウクライナをはじめ世界に平和が訪れるよう願っている」などと話しました。
志騎の会の堀内秀悦会長は「志騎の会は、地元で会社経営をしている17人で成り立っており地域の社会貢献活動を行っているボランティア団体です。今回のプレゼントに至った経緯は、バレーリアさんがウクライナから避難してきたことを知り、会員で何か協力できることはないかと話になり、新聞報道の中でバレーリアさんがウインタースポーツをしてみたいと話している記事を見て、プレゼントしようと考えた。北秋田市には全国に誇れる阿仁スキー場というゲレンデがあり、樹氷もきれいで雪質も最高なのでぜひスノーボードを楽しんでほしい」とあいさつをしました。
贈呈を受け、バレーリアさんは「とても嬉しいです。良いクリスマスプレゼントになりました。スキーやスノーボードはやったことがないので、早くスノーボードがしたい。そして早く上手になりたい」と話しました。