2022年12月21日
コンテンツ番号15226
安心して米の生産に取り組めるよう推進していく
(2022年12月21日)
北秋田市農業再生協議会(会長:津谷市長)の第3回臨時総会が12月21日(水曜日)に市役所本庁舎で行われ、令和5年産米の生産の目安や目安配分などについて協議しました。
開会にあたり会長である津谷市長が「当地域の令和4年産主食用米の作付面積は約2,382haと、生産の目安の2,915haを大きく下回った。これも市内農業関係者が一体となって主食用米の作付転換に真剣に取り組んでいただいた成果だと思う。一方で、令和5年産の主食用米の需要状況は過去最低を更新する見通しが示されていることから、今後米の生産は米価の動向を左右する重要な局面ととらえている。関係者らが情報を共有しながら、農業経営の安定のために需要に応じた計画的な生産をこれまで以上に徹底し、農家の皆さんが安心して米の生産に取り組めるよう推進していく」などとあいさつしました。
このあと事務局から令和5年産の秋田県の生産の目安が398,700トン(面積換算値69,100ha)になることや、直近の販売状況を踏まえると持ち越し在庫が多くその解消を優先する必要があること、物価高騰による節約志向により消費動向が不安定で生産量を増やす状況にないことなどが報告されました。
続いて、令和5年産米の北秋田市の生産の目安とその配分について協議し、令和5年産米の北秋田市の生産の目安は、15,683トンとすることが決定しました。