2022年12月21日
コンテンツ番号15225
消防業務に対する提言や取り組むべき課題などを発表
(2022年12月21日)
北秋田市消防本部(長岐篤市消防長)の第46回消防職員意見発表秋田県大会の予選会が12月21日(水曜日)に北秋田市消防本部で開かれました。
この意見発表は、北秋田市消防職員が業務に対する提言や取り組むべき課題等を自由に発表し、消防業務の諸課題に関する一層の知識の研鑽や意識の高揚を図ることを目的に行われています。
この日は、はじめに審査委員長の虻川副市長が「この意見発表は、日ごろの業務を通して感じている課題等に対して、具体的な提案などを行うもので、知識の研鑽や士気の高揚を図ることを目的としている。新型コロナウイルス感染症や自然災害が多発しており、このようなときこそ、新しい発想、新たな切り口による物事の捉え方、独創的な新しい取り組みと姿勢が必要となってくる。意見発表での具体的な提案などを期待する」などとあいさつしました。
このあと、6人が5分程度で意見発表を行い、審査の結果、「寄り添った話し方を」をテーマに意見発表した後藤涼さんが最優秀賞、他5人が優秀賞となりました。
最後に、長岐消防長が「今回の発表は、市民との接し方に関する内容が多かったと思う。また、市民に対して安心と安全を届けたいという思いが伝わる内容であった。どの発表内容も実用性、有効性においても期待できるものであって、貴重な提案はそれぞれ今後実践をして、これからの教育活動に活かしてほしい」などと講評を述べました。
最優秀賞の後藤さんは、令和5年2月10日にホテルメトロポリタン秋田で開催される秋田県大会に北秋田市消防本部代表として出場します。
発表者と発表テーマは次のとおりです。
順 | 所属 | 発表者 | 発表テーマ | 備考 |
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1 | 阿仁分署(消防士) | 近藤 伸亮 | 「見方が変わる瞬間を」 | |
2 | 合川分署(消防士) | 後藤 涼 | 「寄り添った話し方を」 | 最優秀賞 |
3 | 消防署(消防副士長) | 中嶋 晃大 | 「マッチ知ってる? 火の危険を知見に」 | |
4 | 森吉分署(消防士) | 小林 奎斗 | 「安心は地域から」 | |
5 | 消防署(消防副士長) | 大川 翔平 | 「防火の種」 | |
6 | 上小阿仁分署(消防副士長) | 桜田 優平 | 「救命の原点」 |
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審査委員長あいさつの虻川副市長 -
近藤伸亮さん(阿仁分署消防士) -
後藤涼さん(合川分署消防士) -
中嶋晃大さん(消防署消防副士長) -
小林奎斗さん(森吉分署消防士) -
大川翔平さん(消防署消防副士長) -
桜田優平さん(上小阿仁分署消防副士長) -
講評を述べる長岐消防長