2022年11月24日
コンテンツ番号15102
地域の活性化に向けて活発な意見交換会が行われる
(2022年11月24日)
北秋田市・郡選出秋田県議会議員と北秋田市との意見交換会が11月24日(木曜日)に市役所第二庁舎で行われ、今年度の市の重点推進事項や国・県への要望事項などについて意見を交わしました。
この意見交換会は平成25年から行われていますが、新型コロナウイルス感染症の影響により、今回は3年ぶりの8回目の開催となりました。
この日は、北秋田市・郡選出議員である近藤健一郎議員と北林丈正議員、市からは津谷市長、虻川副市長のほか、各部長などが出席しました。
開会にあたり、津谷市長は「市では8月の豪雨災害の復旧に向けて取り組んでいるが、お二方には現地にも足を運んでいただき感謝を申し上げる。農業分野でも来年の耕作に間に合うように対応してまいりたいし、ご支援をいただきたい。北秋田市の様々な課題、そして市民を元気にしていただけるようにお力をお貸しいただきたくお願い申し上げる」などとあいさつしました。
続いて、両議員があいさつを述べ、近藤議員は「県としても物価高やコロナ感染対策等々の12月議会へ予算計上をする予定と知事から説明を受けている。様々な課題がある中での予算であり、一日も早く成立させ審議を深めながら県民、市民のために臨んでいきたい。8月の災害は大きなものであるが、国の査定も順調に進んでおり、スピードをもった災害対策と丁寧な復旧対策をしていただきたい。課題も多いが、県と市が同じ方向を向きながら、一致団結して市民のために頑張っていきたいと思っている」などとあいさつ。
北林議員は「8月の豪雨は記録的な災害で、農林業の被害もこの地域が大きいが、県全体として見ても過去最大の被害額ということで、農家の営農意欲を失わないように行動していかなければならない。また、コロナ対策もウィズコロナ、アフターコロナに向かってしっかり対応していかなければならない。さらには、空港3往復化、秋田内陸線の早期復旧、インバウンドの回復、伊勢堂岱遺跡の活用、そして、森吉山の国立公園へ編入もしくは国定公園かという可能性もでてきているため、県と市が協働して進めていかなければならない。この意見交換会の案件も今後の議会活動に活かしていきたい」などとあいさつしました。
意見交換会では、令和4年度の北秋田市重点推進事項や国・県への要望事項を各部長と津谷市長が説明しました。
説明のあとに、両議員から8月の豪雨災害、安の滝への道路復旧状況、大館能代空港促進助成、地域公共交通、旧鷹巣高校跡地の利活用など、多岐にわたる質問や提言などがだされ、北秋田市の活性化に向けた活発な意見交換が行われました。
令和4年度の北秋田市重点推進事項
■総務部
大館能代空港利用促進
■市民生活部
温暖化対策とごみの減量/一般廃棄物処理基本計画/小猿部川第二排水樋管撤去工事/自治会・町内会支援事業/特定検診受診率向上支援事業
■健康福祉部
北秋田市子育てサポートハウス(わんぱぁく)新築工事/北秋田市障がい児・者地域生活支援拠点整備事業/北秋田市おでかけ安心シール事業(北秋田市徘徊高齢者等見守りシール交付事業)/新型コロナウィルスワクチン接種事業/医師確保対策
■産業部
複合型生産構造への転換と経営基盤の維持・確立/農地の基盤整備事業/森林経営管理事業/林道改良事業等/鳥獣被害対策への支援/北秋田市ワーケーション推進事業/北秋田市事業継承支援事業/森吉山を中心とした滞在型観光の推進/道の駅たかのすのリニューアル/伊勢堂岱遺跡を活用した誘客の促進
■建設部
住宅リフォーム支援事業/市営住宅の建替え/下水道事業/道路施設の老朽化対策
■水道局
阿仁地区水道施設監視システム整備事業/建設改良事業/委託事業
■消防本部
新型コロナウイルス感染症陽性者(疑い含む)の救急搬送に係る連携/森吉・合川統合分署の建築
■教育委員会
世界遺産「伊勢堂岱遺跡」の活用