2022年11月06日
コンテンツ番号15039
市内各地で防災体制の強化と自主防災意識の高揚を図る
(2022年11月6日)
北秋田市消防本部(長岐篤市消防長)の「秋の火災予防運動」(11月6日~12日)に合わせた想定訓練が、11月6日(日曜日)に市内4地区で行われました。
この訓練は、地域住民と防災関係機関が一体となって災害を想定した訓練を行い、自助・共助・公助の精神の下、防災体制の強化と地域住民の自主防災意識の高揚を図ることを目的に毎年実施されています。
今年度の想定訓練として、鷹巣地区の糠沢地区では災害対応訓練と女性消防団員・高校生消防クラブによる避難所開設訓練、合川地区の八幡岱地区では防災講話、森吉地区の浦田地区では防災講話、阿仁地区の吉田地区では防災訓練が行われたほか、合川公民館と市民健康広場では、消防団員研修会として運転技能講習、自動車ポンプ講習、安全運転講習が行われました。
また、管内の75歳から80歳の世帯を対象に、高齢者宅防火訪問も実施されました。
鷹巣・糠沢地区では、糠沢自治会館に地域住民約30人が参加し、Aブースではバケツリレーと水消火器による消火訓練、Bブースではダミー人形を救出し応急タンカで搬送する倒壊家屋救出訓練、CブースではAEDの取扱いと止血法・固定法を実施する応急救護訓練などが行われました。
また、北健康増進センターに会場を移し、消防団第13分団と高校生消防クラブを中心に、室内用テント、パーティション、ダンボールベッドなどを作成し、有事の際の避難所開設対応を確認しました。
この日、市内各地区では、早朝から多くの市民と消防団員、消防職員が参加し、有事に備えた訓練を行い、防災意識の高揚が図られました。
火災予防週間後には、安全な雪下ろし除雪作業事故ゼロを目指して、11月13日(日曜日)に消防本部、同森吉分署、20日(日曜日)に同合川分署、同阿仁分署で、命綱の結び方、はしごの正しいかけ方、安全な作業の進め方などの「雪下ろし安全講習会」(申込み不要・参加無料)を実施する予定です。消防本部では、町内会などの出前講習会も対応しますので、お気軽に申込みください。