2022年11月03日
コンテンツ番号15029
北秋田市の音楽文化を継承し発展させる誇るべき祭典
(2022年11月3日)
第15回「浜辺の歌音楽祭」が11月3日(木曜日)に北秋田市文化会館で開催され、市内の小中学生やコーラスグループが成田為三の楽曲や合唱曲を発表し、3年ぶりに美しい歌声を披露しました。
同音楽祭は、「浜辺の歌」をはじめ、優れた童謡や歌曲などを数多く作曲し、日本を代表する作曲家として知られる北秋田市米内沢出身の成田為三(1893-1945年)を顕彰するとともに、歌声のあふれる活気あるまちづくりにつなげることを目的に平成18年から開催されていて、3年ぶりの開催となりましたが今回で15回目となりました。今回は、小中学校やコーラスグループなど16団体(うち1団体が都合により欠席)が出演しました。
開会セレモニーでは、成田為三作曲の「浜辺の歌」と「北秋田市民歌」の演奏のあとに、主催者を代表して佐藤教育長が「秋が深まる中、3年ぶりに音楽祭を開催することができたことを嬉しく思う。出演の申し込みを受け、この音楽祭を待ち望んでいることを感じた。市民参加型のこの音楽祭も15回目を迎えた。これまで、9,000人を超える方々が成田為三先生の歌を歌い継いできたが、今回で1万人を突破することになる。1年に一度、市内の小中学校や一般の合唱団体が一堂に会し、全体合唱で『浜辺の歌』や『秋田県民歌』などの成田先生の作品を歌い、日ごろの練習の成果を発表できるこの音楽祭は、成田為三先生の出身地として本市の音楽文化を継承し発展させる誇るべき祭典であると考えている。北秋田市の秋の文化の恒例行事として定着してきた『浜辺の歌音楽祭』は、今後も皆さんで大切にしていきたい。本日は、参加された皆さんが様々な曲目を通じて心豊かな時間を共有できる一日となることを祈念する」などとあいさつを述べました。
このあと、出演した15団体は心のこもった美しい歌声を会場全体に響かせ、最後に「秋田県民歌」の演奏でフィナーレとなりました。
番号 | 団体名 | 曲目 |
---|---|---|
1 | 大阿仁小学校 | 変わらないもの/大阿仁小学校校歌 |
2 | コール・もりよし | この広い野原いっぱい/あしたもいいことあるように |
3 | 阿仁合小学校 | Believe/阿仁合小学校校歌 |
4 | 秋田声楽研究会混声合唱団 | 二度とない人生だから/ふるさとは今もかわらず |
5 | 前田小学校 | 前田小学校校歌/気球に乗ってどこまでも |
6 | 米内沢小学校 | かなりや/おいでよ 米内沢 |
7 | 綴子小学校 | Believe |
8 | 鷹巣東小学校 | ねえ 歌おう/数え歌 |
9 | 清鷹小学校 | 気球に乗ってどこまでも/カリブ夢の旅 |
10 | 鷹巣小学校 | すてきな一歩 |
11 | 森吉中学校 | 言葉にすれば |
12 | 浜辺の歌音楽館少年少女合唱団 | かなりや/森の冬 |
13 | 鷹巣混声合唱団 | 海 その愛/大地讃頌 |
14 | M・M・C | 山の批杷/優しいあの子 |
15 | 鷹巣中学校 | 信じる |