2022年10月29日
コンテンツ番号15011
森吉山ダムの可能性を探る機会に
(2022年10月29日)
森吉山ダム10周年記念シンポジウムが10月29日(土曜日)に北秋田市民ふれあいプラザコムコムで行われました。
このシンポジウムは、平成24年に竣工した森吉山ダムが令和4年に満10年を迎えたことから、地域の安全を守り、連携や交流を生み出す存在としてのダムを再認識するとともに、インフラツーリズムとしてのダムやダム湖の可能性を探り、活力ある水源地域の未来を考えることを目的に開催されました。
来賓の津谷市長は「森吉山ダムは昭和47年に発生した戦後最大の大洪水を契機に39年の年月をかけて完成した。あの大洪水から50年という節目の年にこうして10周年を迎えられたことはとても感慨深く、長きにわたりご尽力をいただいたすべての方々に心から敬意と感謝を申し上げる。本市においても、8月に発生した大雨の時はダムが持つ洪水調整機能のおかげで大規模な被害には至らず、改めてダムの効果の大きさを実感した。また新たな観光資源としての価値も併せ持っているため、水源地域の魅力向上に向けた取り組みを皆さま方と連携しながら進めていきたい。本日は誠におめでとうございます」などとあいさつを述べました。
その後、国土交通省能代河川国道事務所による森吉山ダム事業紹介、ポップスデュオ「ダックスムーン」によるミニコンサート、ダムマニア&ダムライターの宮島咲氏による特別講演、最後に「森吉山ダムがつくる地域の未来」をテーマにパネルディスカッションが行われ、参加者は森吉山ダムが持つ可能性を知る、考える良い機会となっていました。