第30回 100キロチャレンジマラソン 2022北緯40°秋田内陸リゾートカップ

笑（えむ）～ありがとう ありがとうを伝えたくて～

（2022年9月25日）

仙北市の角館から北秋田市の鷹巣まで健脚たちが走破する北緯40°秋田内陸リゾートカップ「第30回 100キロチャレンジマラソン」が9月25日（日曜日）に開催され、100キロの部に758人、50キロの部に270人の計1,028人が出走して秋の内陸路を力走しました。

この100キロチャレンジマラソンは、1989年に秋田内陸縦貫鉄道の全線開通に合わせて沿線地域の活性化を目的として始まったもので、仙北市角館から北秋田市鷹巣までの100キロのコースとなります。マラソンは2005年の第17回大会まで連続で開催されましたが、2006年と2007年の秋田わか杉国体の準備やボランティアの確保など財政上の理由から中止となりました。そして、2008年から再開を果たしたものの、2020年と2021年は新型コロナウイルス感染症拡大防止により再び中止となっていました。

第30回を迎えた今回の記念大会のテーマは「ありがとう ありがとうを伝えたくて 笑（えむ）」として、3年ぶりに開催されました。

100キロの部は、午前4時30分から仙北市角館交流センター前から、50キロの部は、午前10時30分から北秋田市阿仁農村環境改善センター前からスタートし、両部門の共通のゴールとなる北秋田市交流センターを目指してランナーたちが北上しました。

この日は、前日の雨が上がり秋晴れとなりました。沿道では市民などがランナーたちに大きな声援を送り、コース20カ所に設けられたエイドステーションでは、ドリンクコーナーのほか、おにぎりやバナナ、それぞれの地区で準備された食べ物が置かれ、ボランティアスタッフの心温まるおもてなしでランナーたちをゴールで迎えようと後押ししました。

ゴールとなる北秋田市交流センターでは後夜祭が行われ、会場には市内の特産品などを販売するコーナーが設けられたほか、きりたんぽやおでんなどがランナーたちに振る舞われ、ランナーたちは自身の走りを振り返りながら一緒に走った仲間たちの健闘を称えたり、ゴールで迎えた家族などと談笑するなど、レースの疲れを癒していました。

成績（※各部門10位までの入賞者）

※3位の方は、きへんに胡