2022年09月14日
コンテンツ番号14865
夢や希望を持ち、いつまでも壮健で心豊かな人生を
(2022年9月14日)
令和4年度の阿仁地区「敬老式」が9月14日(水曜日)に阿仁公民館で行われ、3年ぶりとなる敬老式で長寿を祝うとともにお互いの健康を喜び合いました。
今年度の敬老式対象者(昭和23年4月1日以前に出生した75歳以上の方)は、市全体では8,112人(男性2,911人、女性5,201人)で、そのうち阿仁地区の対象者は781人(男性290人、女性491人)となりました。
式典では、市民歌演奏のあと、津谷市長が「コロナ禍により令和元年以来、実に3年ぶりの開催となり、マスク着用のままであるが皆さまの元気な姿を拝見し、そして声をかけていただき感激している。参加された皆さまのご長寿を心からお喜び申し上げる。今日の私たちが笑顔で豊かな生活ができるのも、皆さまが苦労されて築き上げてくれた礎があってこそである。苦しい時代もあったと思うが、長年のご尽力に心から敬意と感謝を申し上げる。本日は限られた時間ではあるが、お互いに近況など話しながら楽しい時間を過ごしていただきたい。コロナに負けずに、皆さまがいつまでも壮健で心豊かに人生を過ごしていただくよう祈念する」などとあいさつしました。
次に、阿仁合小学校6年の田中嶺羽さんが「いつもありがとう」と題して、思いを込めた敬老作文を朗読しました。
そして、今回の北秋田市からの祝品の贈呈は、阿仁地区では新敬老67人、米寿36人、白寿4人が対象で、津谷市長が新敬老代表の嘉成テツ子さん(吉田)、米寿代表の作山キヌさん(真木沢)にそれぞれ手渡しました。
続いて、来賓の松橋久敏議員が北秋田市議会を代表して「阿仁地区の敬老式が3年ぶりに盛大に開催されたことをお祝い申し上げる。また、皆さまのご長寿をお祝い申し上げるとともに、このように皆さまの元気な姿を拝見することができてとても嬉しく思う。皆さまが歩んでこられた人生を思えば、想像もおよばぬ苦労もあったことと思う。厳しい中にも家族の幸せを願い、地域の繁栄を願って尽力されてきたことに心から敬意と感謝を申し上げる。人口減少で地域を守っていくためにはまだまだ皆さまの力が必要で、活力ある地域づくりのために、これまで培った知識や経験をこれからもお貸しいただきたい。ますます長寿を重ねられ、健康で笑顔の絶えない日々が末永く続くことをお祈りする」などとお祝いの言葉を述べたほか、近藤健一郎県議会議員、北林丈正県議会議員がそれぞれお祝いの言葉を述べました。
なお、来賓には北秋田市議会から佐々木正史議員も出席されています。
式典の最後には、新敬老者を代表して松橋祐蔵さん(比立内)が「コロナ禍による様々な行事などが中止になっている中で、3年ぶりの敬老式を開催していただいたことに感謝を申し上げる。敬老式を迎え、後期高齢者の仲間入りを実感している。後期高齢者といえども、各分野で多くの方々が活躍されている姿に、夢や希望を抱き励まされている。人生100年といわれている中、体を動かし、小さくても夢や希望を持って健康であり続けたい。長い人生では、時に悲しいことやつらいこともあるが、健康で長生きしていれば、喜びや楽しみ、そして幸せにも巡り合えると信じて頑張ろうではありませんか。まだまだ前向きに、1日1日を大切に、与えられた人生を精一杯頑張ろうではありませんか。本日はありがとうございました」などとお礼の言葉を述べました。
式典終了後の「お祝いの会」では、伊東由美子阿仁婦人会長が「3年ぶりの敬老式にようこそおいでいただいた。当初は、参加状況に不安を持っていたが、皆さんの敬老式に対する意識がとても高くて予想以上でした。皆さんに心から感謝とお祝いを申し上げたい。本日は、余興なども準備しているため、ゆっくり楽しんでいただきたい」などとあいさつし、出席された皆さんはお互いの近況などを語り合いながら、阿仁合保育園の園児によるお遊戯、阿仁合小学校全校児童による合唱、そして日本舞踊など、ステージでの余興を楽しみました。
今後の北秋田市の敬老式は、17日に鷹巣地区、18日に鷹巣地区の栄・坊沢・綴子・七座・七日市の各地区で開催されます。