2022年09月11日
コンテンツ番号14858
長寿に感謝をしながらお互いを喜び合う
(2022年9月11日)
令和4年度の北秋田市敬老式は、鷹巣地区では沢口地区を皮切りに9月11日(日曜日)に沢口公民館で行われ、出席者はお互いの長寿を喜び合うとともに、余興などを楽しみました。
今年の北秋田市の敬老式対象者は8,112人で、鷹巣地区は3,882人(男性1,418人、女性2,464人)。そのうち、沢口地区は559人(男性202人、女性357人)で、米寿34人、新敬老61人となっています。
式典では、市民歌演奏のあと、市長代理の佐藤教育長が「皆さまのご長寿を心からお喜びするとともに、元気な姿を拝見できたことを嬉しく思う。また、沢口婦人会の皆さまには、運営と準備にご尽力をいただきお礼を申し上げる。本日は、同じ沢口地区で過ごされてきた仲間同士で、思い出話やお互いの近況を語り合いながら楽しい時間を過ごしていただきたい。昨年、伊勢堂岱遺跡が世界文化遺産に登録されたが、この地域の皆さんをはじめとする市民の熱意が伝わった証だと思う。このあと、遺跡を保存して魅力ある活用をしていくことが私たちの責務であるため、今後も皆さまのご支援とご協力をお願いする。今日の私たちが笑顔で豊かな生活を送ることができるのは、皆さまが築き上げてくださった礎があってこそと、改めてその行動力と創造力に感謝を申し上げる。皆さまがいつまでも壮健で、心豊かな人生を過ごされますよう祈念する」などとあいさつを述べました。
このあと、祝品の贈呈が行われ、佐藤教育長が新敬老代表の土佐憲子さん、米寿を迎えた11人の皆さんにそれぞれ手渡しました。
続いて、来賓祝辞では、北秋田市議会を代表して佐藤文信議員が「沢口地区敬老式が3年ぶりに開催されたことを皆さま方とともにお喜び申し上げたい。今日の社会を形成してくださった皆さまのご尽力とご協力に改めて感謝を申し上げる。昨年の伊勢堂岱遺跡の世界文化遺産登録は、この地域に住む私たちにとっても大変名誉なことであり、皆さまとともに喜び合いたい。人生100年時代とも言われているが、夢を持って健康で長生きされることを心から祈念申し上げる」などとお祝いの言葉を述べました。
なお、来賓には北秋田市議会から中嶋洋子副議長、福田牧子議員も出席されました。
式典の最後には、新敬老者を代表して岸田順子さんが「コロナ禍で敬老式を開いていただいた関係者の皆さま、ありがとうございます。縁があって、この地に来てから50年が経った。地域の人々などに恵まれ、好きで始めた踊りでも人のつながりができた。自然豊かなこの地域で後期高齢者の仲間入りをして、時代の流れを楽しみ、健康に気をつけて出席している先輩の皆さまのように元気で過ごしたいと思う」などとお礼の言葉を述べました。
また、式典終了後の「お祝いの会」では、中嶋洋子沢口婦人会長が「3年ぶりの敬老式で、元気な皆さまとお会いできたことを嬉しく思う。会員一同、心よりお待ちしていた。沢口婦人会では、人と人とのつながり、地域の絆を大切に活動している。この沢口地区に住んで良かったと言われるような地域にしたい、そして、そんな沢口地区に住みたいと、会員たちは協力し、誇りを持って地道な活動を続けている。このような活動ができるのも、すべての皆さまのご理解とご協力があってと感謝を申し上げる。コロナ禍での余興は苦労したが、心を込めて演じるため、ゆっくり楽しんでいただきたい」などとあいさつしたあと、会場内の90歳以上の出席者を紹介し称えました。
出席された皆さんは、お互いの近況などを語り合いながら婦人会などによる踊りや寸劇、盆踊りなど、趣向を凝らしたステージの余興を楽しみました。