2022年09月09日
コンテンツ番号14854
県内をバイクや車で縦断しながら核兵器の廃絶などを訴える
(2022年9月9日)
自治労連秋田県本部(笹代孝徳中央執行委員長)青年部主催の「2022反核ライダー」の取り組みによるライダー出発式が9月9日(金曜日)に市役所前で行われ、平和運動推進に向けての要請行動と出発集会が行われました。
この取り組みは、安心して暮らせる平和な社会の実現を目指して、平和憲法を守り、核兵器や戦争の廃絶、核実験の全面禁止、米軍基地の縮小・撤去、日米地位協定の見直し、戦争法の発動阻止、有事法制反対などの要求を掲げ、バイク・自動車の走行によるアピールや街頭宣伝等により多くの労働者・県民に平和の声を広げることを目的に、毎年実施しています。
今年は、ライダー8台と街宣車2台の参加で、北秋田市からは2台のライダーが参加しました。ライダーたちは要請行動と出発集会を行ったあと、街頭宣伝アピールを行いながら大仙市役所と羽後町役場での到着集会を経由し、最後に横手市役所で要請行動と到着集会を行いました。
北秋田市は「非核・平和都市北秋田」宣言をしていることから、出発集会では、北秋田市職員労働組合の冨谷和史執行委員長が「皆さんは核兵器の廃絶はもちろんのこと、平和維持に対する熱い思いを持って北秋田市から出発することに、北秋田市職員労働組合一同改めて敬意を表する。ウクライナへロシアの軍事侵攻が続いている中で、反核ライダーの思いというのは尊いものである。皆さんの思いが、県民にとっても平和維持への希望の灯となってくれることを信じている。最後まで安全運転を心がけて行動してほしい」などと歓迎のあいさつをしました。
続いて、市長の代理として小松正彦総務部長が「日ごろ、地方自治の発展とともに職場環境の改善、また、このような形で世界平和に取り組まれている皆さんに敬意を表する。ロシアがウクライナへ侵攻してから半年が過ぎたが、核施設への攻撃も含めて人道危機にあるといわれている。人類が世界平和を願っていることは言うまでもない。核兵器廃絶と世界平和を願いながら、今後も支援できることを取り組んでまいりたい。唯一の被爆国として、二度と同じ惨禍を繰り返さない、核兵器の廃絶や紛争を無くすよう、北秋田市としても非核・平和都市宣言をしている。皆さんの活動が核兵器廃絶のきっかけとなるよう頑張っていただきたい」などとライダーたちに激励のあいさつを述べました。
このあと、ライダーを代表し、同労働組合の三國佳紀さんが決意表明として「平和要請文」を読み上げ、小松総務部長に要請文を手渡したあと北秋田市を出発しました。