2022年09月08日
コンテンツ番号14851
3年ぶりの敬老式が森吉地区を皮切りに開催される
(2022年9月8日)
令和4年度の森吉地区「敬老式」が9月8日(木曜日)に森吉総合スポーツセンターで行われ、3年ぶりとなる敬老式で長寿を祝うとともにお互いの健康を喜び合いました。
今年度の敬老式対象者(昭和23年4月1日以前に出生した75歳以上の方)は、市全体では8,112人(男性2,911人、女性5,201人)で、そのうち森吉地区の対象者は1,471人(男性571人、女性900人)となりました。
式典では、市民歌演奏のあと、津谷市長が「コロナ禍により令和元年以来、実に3年ぶりの開催となるが、皆さまの元気な姿を拝見できたことは大きな喜びである。皆さまのご長寿を心からお喜び申し上げる。今日の私たちが笑顔で生活できるのは、皆さまが苦労されて築き上げてくれた礎があってこそである。長年のご尽力に心から敬意と感謝を申し上げる。本日は短い時間ではあるが、最後までお楽しみいただきたい。皆さまがいつまでも壮健で心豊かな人生を過ごしていただくよう祈念する」などとあいさつしました。
次に、米内沢小学校5年生の成田こころさんが「私のひいおじいちゃんとひいおばあちゃん」と題して、思いを込めた敬老作文を朗読しました。
そして、今回の北秋田市からの祝品の贈呈は、森吉地区では新敬老109人、米寿72人、白寿9人が対象で、津谷市長が新敬老代表の櫻井雅子さん(駅前)、米寿代表の山田久造さん(惣内)にそれぞれ手渡しました。
続いて、来賓の板垣淳議員が北秋田市議会を代表して「まずは、このように皆さまの元気な姿を拝見することができてとても嬉しく思う。皆さまの知恵と経験は宝であり、後輩に伝授していただきたい。これが皆さまの生き甲斐にもなるし、社会を良くする原動力にもなると思う。我々後輩に叱咤激励くださり、そしてご指導ご鞭撻をお願いする。コロナ禍にあり、物価の高騰など厳しい状況にあるが、北秋田市議会として、議員が力を合わせて皆さまの暮らしが少しでも良くなるよう努力してまいりたい」などとお祝いの言葉を述べたほか、近藤健一郎県議会議員、北林丈正県議会議員がそれぞれお祝いの言葉を述べました。
また、式典の最後には、新敬老者を代表して北林勗さん(山崎団地)が「私どものために、このような場を設けていただき、そして来賓の心温まる言葉に感謝を申し上げる。我々のできることはますます限られてくると思うが、住んでいる地域の環境整備のお手伝いなどできると思うので、今後もご指導をお願いしたい」などとお礼の言葉を述べました。
式典終了後の「お祝いの会」では、松橋セツ子森吉婦人会長が「長年、地域のために頑張ってこられた皆さまの敬老式でお手伝いできることは、私たち婦人会にとっても喜びである。3年ぶりの開催はとても喜ばしいことであるが、その反面、参加状況に不安を持ちながらもこれまで準備を続けてきた。今日は、このように多くの皆さまに出席いただき安堵している。これからお祝いの会となるが、明日からまた皆さまが元気でお過ごしできるよう最後まで楽しんでほしい」などとあいさつし、出席された皆さんはお互いの近況などを語り合いながら、前田小学校児童による「よさこいロックソーラン」や各婦人団体による踊りと歌など、ステージでの余興を楽しみました。
今後の北秋田市の敬老式は、9月11日に沢口地区、13日に合川地区、14日に阿仁地区、17日に鷹巣地区、18日に栄・坊沢・綴子・七座・七日市の各地区で開催されます。