2022年09月09日
コンテンツ番号14847
認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らせる北秋田市にしよう
(2022年9月9日)
令和4年度北秋田市民生委員児童委員大会(柏木清一会長)が9月9日(金曜日)に北秋田市文化会館にて開催されました。
大会では、はじめに民生委員児童委員信条を朗読したあと、民生委員児童委員協議会の柏木清一会長が「3年ぶりにこの大会が盛大に開催できることを大変嬉しく思う。8月の大雨では、高齢者の見守りに献身的に活動していただいた各地域の委員の皆さまにはこの場をお借りして感謝を申し上げる。近年、認知症の方が増えていることから、市内の小中高生に認知症サポーター養成講座を受講してもらい、今日はその感想や研究の成果を発表してもらうことになっているので楽しみにしていてほしい。認知症は誰でもなる可能性のある身近なものであることを理解していただき、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らしていける北秋田市になるように、まずはできることからはじめていきましょう」などとあいさつを述べました。
つづいて、来賓を代表して、津谷市長と市社会福祉協議会小笠原信会長があいさつを述べました。このうち、津谷市長は「委員の皆さまには、日頃から地域の身近な相談役として、使命感をもって活動されていることに心から感謝と敬意を申し上げる。近年、急速な少子高齢化、核家族化による地域の変化、それに伴う住民ニーズの多様化などにより、幅広い対応が求められているほか、地域においても社会的孤独や生活困窮などの問題が深刻化している。地域のことを最も把握している皆さまに、引き続き地域づくりの役割を担う存在として、住民の立場に立った活動やご支援に一層のご尽力を賜りますようよろしくお願いします」などと話しました。
このあと、市内の小中高生による認知症サポーター養成講座を受講しての感想・研究発表、北秋田警察署、認知症サポーターキャラバンメイトによる講話、合川にわか劇団による認知症の寸劇が行われました。
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あいさつを述べる津谷市長 -
あいさつを述べる柏木会長
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阿仁合小学校6年田中来羽さん -
森吉中学校2年柴田凛月羽さん -
研究を発表する北鷹高校3年生