2022年08月30日
コンテンツ番号14806
ワイン製造で北秋田市を盛り上げていく
(2022年8月30日)
森吉山ファーム株式会社(北林丈正代表取締役)のあきた野ワイナリー竣工式が8月30日(火曜日)に行われました。
同社では2017年から森吉地区根小屋の元々りんご農園であった土地の再生に取り掛かり、耕起、土壌改良、そしてブドウの苗植えなどを行ってきました。2021年には醸造場を建設、そして今年7月に果実酒製造免許を取得し、同地で収穫されたブドウを使用したワインの製造準備を整えてきました。ブドウは赤ワイン用がメルローやピノ・ノワールなど7種類、白ワイン用がピノ・グリ、リースリングなど6種類が植えられています。また、ワインのほかに、ワインとリンゴを原料にしたシードル作りも今秋から行われる予定となっています。
この日は初めに神事、その後竣工式が行われました。
竣工式では初めに、金澤誠産業部政策監が「四季折々の景観が美しいこの地で醸造されるワインが北秋田市の今までにない特産品として、地域産業の活性化や魅力づくりに繋がり、新たな人の流れを生み出すことを心より期待する。あきた野ワイナリー完成は明るい話題であり『秋田の酒による乾杯を推進する条例』に則り、乾杯はワインで、と夢が広がっていく」などと津谷市長のメッセージを代読しました。
その後、北林代表取締役が「あきた野ワイナリー完成にあたり、たくさんの方々のお力添えをいただいた。四季の美しい自然の中にあるブドウ畑の景色を楽しみ、テロワールを感じて、ここで作られたワインをたくさんの人に味わってもらいたい」などとお礼の言葉を述べました。
竣工式終了後にはブドウ園と醸造場の説明が行われました。