2022年08月08日
コンテンツ番号14715
北秋田市での経験を糧に、新たな夢に向かって
(2022年8月8日)
市内の小中学校で英語学習の指導をした外国語指導助手2人が、8月8日(月曜日)に市役所を訪れ、津谷市長に退任のあいさつをしました。
北秋田市では、小中学校の英語力・英会話の上達を主な目的として外国語指導助手(ALT:Assistant Language Teacher)を招へいしています。外国語指導助手は、外国語教師の指導の下で、授業の補助や地域の国際交流に関する活動を通じて、英語学習の支援や異文化交流の役割を担っており、市内の各小中学校に分かれて英語教育の向上のために活動しています。
この日、市役所を訪れたのは、サンチェス・メンデス・エドガード・ホセさん(アメリカ)とスコールズ・マライア・アッシュリーさん(アメリカ)の2人。エドガードさんは6年間、マライアさんは3年間の任期を終えて退任する。
退任にあたり、エドガードさんは「北秋田市でALTができてすごく光栄でした。6年間もいたので、何度も心の中で泣いているくらい寂しいです。この後は岡山県でALTを続けますが、必ず秋田に戻ってきたい。阿仁の方々はみんな優しく、本当に大好きだった」などと、マライアさんは「この3年間は素晴らしい経験となった。子どもたちもたくさん質問をしてくれてお別れの日は涙が止まらなかった。私はアメリカに戻り、幼いころからの夢であった養蜂家になるため勉強したい。秋田の壮大な自然を見て、あきらめかけていた夢を思い出し、やる気が高まった」などとそれぞれ話しました。
これを受けて、津谷市長は「この先楽しいことはもちろん、苦しいこともあるかもしれないが、ここで頑張った経験が絶対に活きると思うので、2人の夢が叶うように応援しています。またいつでも北秋田市に遊びに来てください」と述べました。