2022年08月03日
コンテンツ番号14702
地域の防災拠点づくりや利便性の向上などに有効活用
(2022年8月3日)
一般社団法人日本道路建設業協会東北支部(田 祐久支部長)から道の駅「あに」へ発動発電機が寄贈されることとなり、その贈呈式が8月3日(水曜日)に市役所本庁舎で行われました。
同協会は社会・環境貢献活動に取り組まれ、その一環として、全国の道の駅にAEDや発動発電機を寄贈しています。
同協会東北支部では、発動発電機の配備が地域の防災拠点づくりに活用され、道路利用者および地域コミュニティーの方々にとって安全・安心確保の一助になればと、このたび、道の駅「あに」に寄贈されることになりました。
今年は地域防災計画に位置付けられている道の駅の中で、発動発電機未保有の道の駅を3年で解消することを目指した最終年度となり、全国で44駅、東北地方では最後の道の駅となります。
この日の贈呈式には、贈呈者である一般社団法人日本道路建設業協会の田祐久支部長と柴田事務局長のほか、国道105号線道路管理者の畠山賢也北秋田地域振興局長、道の駅あに運営者の仲澤弘昭マタギの里観光開発株式会社代表取締役が出席しました。
このたびの贈呈にあたり、田支部長は「日本道路建設業協会は昭和20年に設立され、道路整備の推進・道路技術の向上・道路建設業の健全な発展を基本理念として、77年にわ たり安全・安心で快適な暮らしの実現に努めている。協会では、平成19年に企業の社会的責任の明確化を主眼に社会・環境貢献活動指針を策定し、社会璽環境貢献活動に積極的に取り組んでいる。その一環として全国の道の駅に発動発電機を寄贈しており、当支部では道の駅あにへ贈呈することになった。地域の防災拠点づくりに活用され、道路利用者および地域コミュニティーの方々にとって安全・安心確保の一助となればと思う」などと話しました。
贈呈を受けて、道の駅あに設置者の津谷市長は「立派な発動発電機に厚くお礼を申し上げるとともに、歴史ある貴協会の活動に敬意と感謝を申し上げる。防災機能の強化ということでは、東日本大震災の停電などが思い出されるが、発電機が大きな役割を果たした。道の駅の利用者だけでなく、地域の防災拠点としても大きく貢献できるものと期待している。また、災害以外でのイベントにも活用できることは大変ありがたく、利便性向上のためにも有効活用させていただきたいし、地域の安全・安心のために、喜んで皆さんが集える道の駅にしたいと考えている」などと感謝とお礼の言葉を述べました。
今回贈呈された発動発電機は、株式会社やまびこ社製のインバータ発電機(ガソリンエンジン)、重量が29キログラムと移動や持ち運びやすい小型発電機で、災害時以外はイベントなどでも活用予定としています。