2022年07月21日
コンテンツ番号14634
国と県への提案・要望事項などを確認
(2022年7月21日)
令和4年度第1回秋田県副市長会定例会が7月21日(木曜日)に市民ふれあいプラザで開かれ、令和3年度秋田県市長会一般会計歳入歳出決算および特別会計歳入歳出決算を承認したほか、国・県に対する提案・要望事項などを確認しました。
この副市長会議は、市長会議で審議する事項についての事前協議または市長会に要望のあった事項を審議するもので、年3回、各市輪番制で開催しています。会議には、県内13市の副市長(鹿角市と大仙市は欠席)と市長会事務局職員、県市町村課職員などが出席しました。
はじめに、開催地となる北秋田市の虻川副市長が、公務で不在の津谷市長の歓迎メッセージとして「新型コロナウイルスについては、3回目のワクチン接種の進展などにより減少傾向にあったものの、7月に入ってからは県内においては急速に新規感染者が増加しており、第7波の様相が顕著になってきている。各市でも市民生活や地域経済を支えるために、ワクチン接種をはじめとする感染予防対策や緊急経済対策、さらにはウクライナ情勢などに伴う原油価格や物価高騰に対する経済対策など、様々な施策に取り組んでいることと思う。今後もコロナ対策やウクライナ情勢などにより、不安定な社会情勢が続くことが想定されるが、様々な行政課題に対して県内各市と力を合わせ、国や県とも連携しながら取り組む必要がある。県内の副市長の皆さまには、これまで以上の連携と協力をお願いする」などと代読しました。
続いて、開催市の虻川副市長が議長を務め、事務局から事務報告の説明を受けたあと、令和3年度秋田県市長会一般会計歳入歳出決算、令和3年度秋田県市長会特別会計歳入歳出決算、国・県に対する提案・要望事項の決定(45件)、国・県に対する重点提案・要望事項の選出(10件)、第181回東北市長会総会提出議案の選出(5件)、秋田県知事と市町村長との行政懇談会提出要望事項(9件)、次回開催市などの確認や協議をしました。
このうち、北秋田市では「地方消費者行政に対する財政支援(交付金等)の継続・拡充について」「地方財政基盤の充実強化について」「医師養成・確保と地域医療の充実について」「交通体系の整備促進について」「社会資本整備総合交付金の交付率の引上げについて」「一般廃棄物最終処理施設の廃止・解体に対する財政支援について」の6事項について継続提案・要望事項としています。
会議終了後は、世界文化遺産構成資産・国指定史跡「伊勢堂岱遺跡」と「伊勢堂岱縄文館」、「大太鼓の館」を視察しました。