2022年07月15日
コンテンツ番号14614
五穀豊穣を願い歴史ある伝統行事が3年ぶりに復活
(2022年7月15日)
「世界一の大太鼓」で知られる北秋田市の八幡宮綴子神社の例大祭が7月14日(木曜日)に宵宮祭、7月15日(金曜日)に例祭が行われ、地区内を直径約3.8メートルで約2トンの大太鼓と大名行列が練り歩き、獅子踊りや奴踊りなどの郷土芸能を奉納したほか、五穀豊穣・万年豊作などを祈願しました。
例大祭は、雨乞いの神事として700年以上前から始まったと伝えられ、伝統郷土芸能として受け継がれています。現在は上町と下町の2地区がそれぞれ徳川方、豊臣方に分かれて1年交代で奉納行事を行っており、今年は上町が当番を務めました。
行列が神社に到着すると、境内では地域の人たちや観光客などが見守る中、作占いの「湯立ての神事」が執り行われました。大鍋にお湯を沸かし、神職や氏子がワラで作った湯ぼうきでかき回して立つ湯のしぶき加減を見ながら作況を占った結果「今年は豊作であるが、水の量が多いと感じられるため注意が必要」と説明がありました。
このあと、大名行列を取り仕切る太夫の口上により獅子踊りや奴踊りなどの奉納行事が行われ、境内の多くの見物客を楽しませ拍手が送られていました。
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こどもの奴踊り(14日の宵宮祭) -
こどもの奴踊り(14日の宵宮祭) -
こどもの奴踊り(14日の宵宮祭) -
こどもの奴踊り(14日の宵宮祭) -
大太鼓と大名行列 -
「湯立ての神事」での津谷市長 -
太夫と奴踊り -
獅子踊り